お金が必要になると、消費者金融の利用を検討する人もいるでしょう。
消費者金融にはさまざまな種類がありますが、その中でもアコムは、知名度が高く、利用しやすいのが特徴です。
ただ、アコムを利用するときも、審査基準や特徴など、ポイントをしっかり把握しておくことが大事です。
アコムに申し込む前に、審査基準を確認しておきましょう。
アコムの特徴とは？
アコムはテレビのCMでもよく見ることから有名な消費者金融であり、多くの人が利用しています。
1998年にマスターカードのライセンスを取得してクレジットカード業界にも参入しており、2008年には三菱UFJフィナンシャル・グループの子会社となっており、信用保証事業も関連会社として運営しています。
地方のいろいろな銀行とも提携しているため、信用保証もしっかり行われている賃金業者です。
また、アコムは消費者金融として以下のような特徴もあります。
| 金利 | 3.0〜18.0% |
|---|---|
| 最短融資 | 20分 |
| 無利息期間 | 30日間 |
| Web申し込み | 〇 |
| 限度額 | 上限500万円 |
最短即日融資に対応
アコムは審査回答が最短20分ほどであり、最短即日融資が可能となっています。
アコムは、審査と融資のスピードが速いため、即日で借入を行いたい人におすすめです。
審査の対応時間は9:00〜22:00までとなっており、その時間までに審査まで終えておけば即日融資を受けることができます。
Webと電話での申し込みが可能であり、電話の場合は18:00までに申し込みを終えていないと審査回答されないため、時間を確認して早めに申し込むようにしましょう。
Webからなら24時間365日申し込めるため、自分のタイミングで申し込めます。
ただ、当日に審査結果を得たい場合は20:00までには申し込んでおかないと借入できない可能性もあるため、注意してください。
アコムでは最短20分の融資に対応していますが、即日借入を希望するなら早めに申し込んでおきましょう。
30日間の無利息期間がある
アコムには、初めての方限定で30日間の無利息期間があります。
これは、無利息期間内であれば、利息を支払う必要がなく、元本のみ返済すればよいというサービスです。
通常、お金を借りると金額に応じて金利が設定され、利息を加算して返済していく必要があります。
しかし、無利息期間内であれば、これらの利息を支払う必要がありません。
そのため、無利息期間を利用すれば、金利負担を抑えて融資を受けられます。
また、無利息期間は契約した翌日から30日間発生します。
例えば、契約して10日後に借入をした場合、無利息期間は20日になるため、30日フルに利用できるわけではありません。
無利息期間を有効活用するなら、契約してから直ぐに借入をするのがおすすめです。
借入が必要な方で短期間での返済が可能であれば、無利息期間の利用を検討してみましょう。
楽天銀行を持っているなら最短1分での振込みも可能
楽天銀行の口座を持っているなら、契約完了後は24時間いつでも最短1分で振込みができます。
楽天銀行以外の口座の場合は「平日が24時間でも休日は20時まで」また「平日14時までで休日は不可」など、いろいろな制約が設けられています。
アコムは24時間土日でも即日振込みすることができますが、利用している銀行口座が対応していない時間帯なら、実際に振り込まれたお金を使えるまでに時間がかかってしまいますよね。
そのため、いつでも振込みをしてもらいたいなら、楽天銀行を開設しておくのがおすすめです。
スマホから申し込める
アコムではスマホで申し込みを行うことも可能です。
直接アコムの自動契約機から申し込むこともできますが、仕事などの都合によっては自動契約機まで足を運ぶのが難しい場合もあるでしょう。
スマホから申し込めるなら、自分のタイミングでいつでも申し込めますね。
申し込みに必要な本人確認書類や審査結果の通知、振込融資の依頼まで、全てスマホから行えるため、誰とも話さずに借入ができます。
特にこだわりがないのであれば、スマホから申し込むことをおすすめします。
プライバシーについても配慮されている
アコムではプライバシーに配慮して、借入ができるようにしています。
カードローンの審査の際、審査の過程で勤務情報が正しいのか在籍確認が行われます。
在籍確認とは、職場へ連絡して申し込み内容の勤務情報が正しいのかをチェックすることです。
在籍確認によって、会社の人にカードローンの利用がバレてしまう可能性があるわけですね。
アコムでは担当者が個人名で在籍確認を行うため、「アコム」など会社名を使用することはありません。
そのため、万が一会社の方が電話を取ってもアコムから借入をしていることはバレないのです。
また、契約後のローンカードの郵送もアコムではなくACサービスセンター名義になっているため、家族の誰かが対応したとしてもバレないように配慮されています。
アコムのローンカードは自動契約機で受け取ることもできるため、より周りに知られるリスクを抑えられますよ。
ATM台数も豊富で自社用は手数料が無料
アコムはATM台数が多く、提携している数も含めると5万台以上もあります。
全国の800ヵ所以上で借入することができるため、大抵の場所であれば借入が可能です。
また、アコムのATMは手数料無料ですから、余計な費用をかけずに借入ができます。
コンビニATMも利用できるので、旅行中や出張中など自分の住んでいる地域以外で借入が必要になったときも安心です。
アコムは、ATMの利便性に優れているため、急にお金が必要になったときでも安心して借入ができるわけですね。
カードローン付きクレジットカードがある
アコムはACマスターカードがあります。
クレジットカードは年会費が無料であり、カードは最短で即日発行できるため、直ぐにクレジットカードが必要な方にもおすすめです。
クレジットカードを1つ作っておき、万が一の際にカードローンとしても利用したいなら、ACマスターカードを持っておきましょう。
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アコムの審査基準は？
アコムを利用するなら、審査基準を確認しておきましょう。
誰でも利用できるわけではなく、審査に通過しなければアコムでお金は借りられません。
アコムの審査について解説していきます。
アコムの申し込み条件を確認
アコムの申し込み条件には、
- 成人以上であること
- 安定した収入と返済能力があること
- アコムの基準を満たすこと
があります。
アコムは基本的に成人以上でなくては申し込めず、未成年の方は申し込みができません。
また、安定した収入と返済能力が必要になるため、収入を得ている必要があります。
雇用形態については特に条件はないため、正社員以外の契約社員や派遣社員・アルバイトでも申し込み可能です。
主婦の方でもパートをして収入があれば申し込みができるわけですね。
外国人の方も、永住権を取得しているなら申し込みが可能です。
他社の借入状況と合わせて問題はないか
アコムで借入を行う場合は、他社との借入状況もあわせて確認しておきましょう。
アコムは消費者金融ですから、総量規制を忘れてはいけません。
総量規制とは年収の3分の1までしか借入することができないことであり、それ以上の融資ができないという法律です。
例えば、年収300万円の方であれば総量規制により100万円までの借入しかできません。
また、総量規制は1社ではなく合計による数字である点にも注意が必要です。
年収300万円の方がすでに別の消費者金融から50万円借入しているなら、アコムでは上限50万円までしか借入できません。
他社から借入れている場合は、できるだけ借入額を減らした状態で申し込むことをおすすめします。
信用情報に傷がないか確認する
アコムで借入る場合は、信用情報に問題がないか確認しておきましょう。
アコムはJICCとCICの2つの指定信用情報機関に加入しており、信用情報について細かいチェックを行います。
延滞や任意整理をした過去がある場合は、返済ができていないことを証明しているため、返済能力が無いと判断されてしまいます。
そのため、申し込みをしても審査に通過して借入することは非常に難しいです。
アコム以外の金融機関も含めてですが、借入するときは返済能力を重視するため、信用情報に問題がある方はその時点で審査落ちする可能性が高いです。
アコムの審査に通過するためのポイントとは？
アコムの審査に通過するためには、ポイントを把握しておくことも大事です。
審査基準は公表されていないため明確な基準は不透明ですが、審査に通過するためのポイントを押さえておくだけでも、可能性を上げることができます。
以下のようなポイントがあるため確認しておきましょう。
- 在籍確認をスムーズに行えるようにしておく
- 限度額設定は返済能力に見合った金額にする
- 短期間で複数社の申し込みはしない
在籍確認をスムーズに行えるようにしておく
アコムの審査では在籍確認が実施されるため、スムーズに対応できるように準備しておくべきです。
在籍確認として、申し込み者が申告した職場で本当に勤務しているのか確認するために、会社に電話をかけて調査が行われます。
そのため、自分が働いている時間帯に電話をかけてもらわなくてはならず、自分がいないときだと上手く確認が行えず、審査に影響が生じることもあります。
そのため、どの時間帯だと自分が職場にいるのか事前に伝えておくと安心です。
もちろん、同僚に電話がかかってくることをあらかじめ伝えておいてもＯＫです。
自分が職場にいることを証明できれば良いので、同僚が電話を受け取ったとしても、あなたが働いていることが分かれば在籍確認完了です。
また、アコムは担当者名で電話をかけるため、職場にアコムでの借入がバレる可能性は低くなっています。
限度額設定は返済能力に見合った金額にする
アコムで借入を検討するときは、返済能力に見合った限度額で設定しましょう。
アコムの限度額は最大800万円ですが、実際の最大限度額は審査によって決まります。
また、アコムは総量規制を守らなくてはいけないため、年収の3分の1以上の借入は認められません。
そのため、アコムの審査に通過する可能性を上げたい場合は、まずは少額から借入するのがおすすめです。
少額であればアコムにとっても融資の負担が少なく、収入などを考慮しても返済可能と判断してくれやすいため、審査通過しやすくなります。
不必要に高い限度額を設定するよりも、少額の方が審査に通る可能性は高くなりますよ。
短期間で複数社の申し込みはしない
アコムで借入をするときは、短期間で複数社の申し込みはしないようにしましょう。
短期間で複数のカードローンに申し込むことは、アコムからすれば「それだけお金に困っている」という状況に見えかねません。
また実際に全てのカードローンを使えるようになったとすれば、返済が苦しくなる可能性は高いですよね。
アコムの審査に通るためにも、1つに絞って申し込むことをおすすめします。
アコムの申し込み手順とは？
アコムで借入を考えているなら、申し込み手順について確認しておくことも大事です。
手順の流れを把握しておくことでスムーズに借入を行うことができ、融資を計画的に行うことが可能です。
以下の手順となっているため確認してください。
- 申し込み
- 仮審査
- 必要書類の提出
- 本審査
- 契約
①申し込み
まずはアコムに申し込みをする必要があります。
Webサイトから申し込む場合は、公式サイトにアクセスしましょう。
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電話の場合は電話番号にかけるようにし、自動契約機の場合は直接足を運んで手続きを行うようにしましょう。
Webサイトの場合は申し込みフォームがあるので、必要な情報を入力するようにしてください。
入力項目は自分の氏名・年収・住所・メール・電話番号・勤務先・勤続年数など、いろいろな項目があります。
それぞれ正確に記入することが大事なので、虚偽の報告とならないように注意しながら入力するようにしましょう。
②仮審査
問題なく申し込みができれば、仮審査が行われます。
この段階では、申し込み内容が正確であることや信用情報に問題がないのかチェックされます。
内容に問題がないようなら、仮審査通過のお知らせがメールで届くため確認してください。
電話や自動契約機ではそのまま担当者と話しながら申し込み手続きを進めていきます。
③必要書類の提出
仮審査に通過したら、必要書類の提出を行いましょう。
本人確認書類と、場合によって収入証明書類が必要となります。
本人確認書類として提出できるのは下記の通り。
- 運転免許証(両面)
- 保険証
- パスポート
- マイナンバーカード(表面)
また保険証を提出する場合は、下記も補足資料として提出する必要があります。
- 住民票の写し
- 公共料金の領収書
必要書類は事前に用意しておくと、スムーズに手続きを進められますよ。
④本審査
提出された書類を基に、本審査が行われます。
届いた審査結果を見逃さないようにしましょう。
⑤契約
本契約手続きはインターネット・店舗・郵送・FAXのどれかから選択することが可能です。
自分の用途に合わせた方法で契約を終えたら、いざ借入スタートです。
計画的にお金を借りていきましょう。
アコムで借入するときの注意点
アコムを利用するなら、注意点もおさえておきましょう。
注意すべきポイントを把握しておけば、思わぬトラブルにも対処できます。
ローンカードの受け取りには時間がかかる
アコムと契約すると、ローンカードが発行されます。
受け取りは窓口や自動契約機を利用する方法、または自宅へ郵送してもらう方法があります。
とはいえ、自動契約機でローンカードが必要になるなら、受け取りに行く時間も確保しなくてはならず、郵送だとある程度の日数を計算しなくてはいけません。
そして、アコムで自動契約機やATMで借入をする場合は、ローンカードがなくては利用できないため、その日のうちの借入が難しくなります。
ただ、インターネットからであれば利用者名義への金融機関口座へ振込依頼を行えるため、即日融資が可能です。
急いでいるなら振り込みでの借入を検討しましょう。
初回の契約では限度額が低い場合もある
アコムを利用する際は、審査を基に借入の最大限度額が設定されます。
年収や信用情報を基にしてアコムは限度額を設定しますが、初回の場合は自分の予想よりも低い金額設定になる可能性もあります。
必ずしも希望通りの金額を借り入れられるわけではない点に注意しましょう。
アコムの審査基準を確認しておこう
アコムの審査を通過しなければ、実際に利用することはできません。
今回紹介した審査基準を確認したうえで、申し込むようにしましょう。
最短即日融資にも対応していますから、今すぐ利用したい方はさっそく公式サイトにアクセスしてみてくださいね。
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