静岡銀行もフリーローンを提供している銀行です。
フリーローンは1種類だけですが、多方面に使えるローンとして幅広く活躍します。
静岡銀行では、フリーローンを利用するために先に口座開設を行う必要はありません。
静岡銀行のフリーローンと一緒に普通口座の開設が行えるため、最初から口座を準備する必要はないのです。
ただ、審査の際は気を付けるべきポイントが多数あります。
審査に落とされないためにも、審査を通過する基準をしっかり理解しておきましょう。
この記事では静岡銀行が提供しているフリーローンについて紹介するほか、審査が厳しいかなとの情報も提供します。
静岡銀行のフリーローンはどのような商品?
静岡銀行が提供しているフリーローンは、限度額が最大で500万円、金利は4.5%から14.5%の範囲で決められます。
限度額は最低10万円から設定される商品なので、あまり収入を持っていない方も、フリーローンの審査を通過して、お金を借りられる場合があります。
金利は限度額によって決められます。
限度額が多ければ多いほど、低金利で借りられるフリーローンへと変わるのです。
できる限り、フリーローンを利用したいと考えるのであれば、高い限度額を得られるように収入などを増やしておきましょう。
フリーローンの利用目的は、審査の際に必ず提示しなければなりません。
ただ、自由に使えるローンですので、多方面での利用を静岡銀行は許可しています。
買い物に利用したいと考える方も、引っ越し等の費用で利用したいと考える方も利用できるのがフリーローンの良さです。
ただ、借金の返済に充てるため、静岡銀行のフリーローンを利用してはいけません。
借金をまとめるためにフリーローンするのは静岡銀行も認めていますが、借金返済のためにフリーローンを使えないようにルールが決められています。
借金返済のためにフリーローンを使うことは考えずに、買い物や家の都合、更には現在借りている借金を1つにまとめる際にフリーローンを使ってください。
静岡銀行のフリーローンは口座を持たなくても利用可能!
一部の銀行は、フリーローンを使うときに普通口座の開設を要求されてしまいます。
普通口座を開設させるためには、銀行側に必要な書類等を提出しなければなりません。
郵送で普通口座の開設を希望する場合は、1週間近くも時間がかかってしまい、フリーローンを利用するためにかなりの時間を費やしてしまいます。
しかし静岡銀行では、フリーローンを利用したいと考える方に普通口座を開設しなくてもいいと説明しています。
その理由は、普通口座の開設とフリーローンの審査を同時に受けられる仕組みを採用しているからです。
フリーローンを使いたいと考える方が、普通口座の開設という問題に直面することはなく、静岡銀行の口座がなくてもすぐにフリーローンの審査を受けられるのです。
静岡銀行のフリーローンを利用する手順
静岡銀行のフリーローンを利用するには、申込みの内容等をしっかりと確認し、手順に沿って審査を受けなければなりません。
実際にフリーローンを利用する際に必要な手順は以下の通りです。
- インターネットや郵送で申し込み
- 仮審査の連絡が入る
- 正式な申込みを行う
- 申込みが完了して契約
- 借入を行う
この手順によってフリーローンを利用します。
申込み後に気を付けるべきポイントや、詳細な審査の流れについてここから説明します。
インターネットや郵送で申し込み
最初にインターネットや郵送などを利用して、仮審査を受けるための申込を行います。
静岡銀行では、申込みの方法を1つだけに限らず、複数の方法で申込めるようにしています。
申込みが行える方法は以下の通りです。
- ホームページから申込
- 郵送での申込
- FAXを利用して申込
- 電話での申込
以上の4つの方法を準備しています。
多くの方は、ホームページから直接申込みを行う方法を利用しますが、どうしてもネットからの申込が嫌だと思う方は郵送や電話による申込みを採用してください。
仮審査の書類を作成する方法
4つの方法のうち、電話による申込み以外はホームページ上で必要な書類を作成しなければなりません。
静岡銀行では、ホームページに書類を作成させるコーナーが準備されていますので、郵送やFAXの方はホームページから書類を作成してください。
必要な項目をネット上で入力し、最後まで入力が完了するとプリンターで必要な書類が印刷できます。
この印刷した書類を郵送かFAXで送付しておけば仮審査を受けられます。
ホームページから申込みを行う人は、必要な情報を入力し、最後の画面まで進めば仮審査の申込が完了します。
郵送やFAX等と違い、仮審査の書類を印刷する必要はありません。
プリンターを持っていない方は、ホームページからインターネットによる申込みを選択するといいでしょう。
仮審査の連絡が入る
仮審査の書類を静岡銀行の担当者が確認し、最終的に仮審査を通過できると判断している方には、仮審査を通過した連絡が入ります。
仮審査を通過した場合は、電話かはがき、メールによって仮審査通過の連絡が届きます。
仮審査後の連絡は、静岡銀行が電話によって行うケースが多く、メールはあまり採用されていません。
従って電話による連絡が突然入る可能性もありますので、申込みを行った後は突然の電話に気を付けておきましょう。
なお、電話がかかってくるまでに最短3営業日程度の時間がかかります。
静岡銀行は即日で審査を完了しているわけではなく、フリーローンの審査に時間をかけています。
審査状況によっては1週間程度の時間がかかりますので、フリーローンの審査に時間がかかることを覚悟した上で申込みを行ったほうがいいでしょう。
正式な申込みを行う
仮審査が完了しているだけでは、静岡銀行のフリーローンは利用できません。
ここから正式な申込を行わなければなりません。
本審査を受けるためには、静岡銀行が発送してきた書類へ全ての情報を記入したうえで、本人確認書類と収入証明書、更には届出印が必要です。
すべての書類が揃っていなかった場合、静岡銀行は本審査を行ってくれませんので気を付けておきましょう。
書類については、近くにある静岡銀行のローンセンター、郵送による発送、インターネットでの送信が可能です。
早々に審査を完了させたいと思っている方は、静岡銀行のローンセンターまで書類を持っていき、審査と申込を完了させてください。
郵送とインターネットでは普通口座開設が必要に
申込の時点で静岡銀行の普通口座を持っていなかった場合は、ここで普通口座開設が必要です。
ローンセンターを利用している方は、ローンセンターで普通口座を持っていなかった場合も口座開設の手続きが可能です。
ローンセンターでは口座開設を速やかに完了させており、その日のうちから普通口座を受け取れます。
しかし、郵送やインターネットによる申込の場合、別途に普通口座作成の手続きをしなければなりません。
普通口座開設に必要な書類も、フリーローンの申込書と一緒に送付されています。
必要な書類に記入して、フリーローンの書類と一緒に発送、もしくはインターネットで送信してください。
普通口座開設には2週間程度の時間がかかります。
ローンセンターで行うよりも手続きに時間がかかりますので、すぐに口座開設が行われないと考えてください。
普通口座開設が終わらない限り、フリーローンの審査も完了しません。
フリーローンの利用までには2週間以上の時間がかかると考えてください。
口座開設にはかなりの時間がかかってしまいますが、フリーローンの審査と一緒に口座開設のできる方法はかなり便利です。
静岡銀行の普通口座を持っていない方は、必要なタイミングで口座開設を行い、フリーローンの借入ができる体制を整えておきましょう。
申込みが完了して契約
必要な書類の送付、そして静岡銀行の普通口座の開設が完了すると、正式にフリーローンの契約が行われます。
フリーローンの契約が完了すると、契約が行われたという連絡がメールやはがきで送られてきます。
この契約完了という内容を得られたら、フリーローンが利用できると考えてください。
来店契約の方は、仮審査を受けてから大体2週間程度でフリーローンを利用できます。
一方で郵送やインターネットによる契約の場合は、フリーローンの審査に時間がかかるため、3週間程度の時間がかかると考えてください。
借入を行う
契約が完了すると、希望していた金額を指定された口座に入金してくれます。
フリーローンの振込が確認されれば、後は自由に利用しても構いません。
借入は返済用の口座に入金されますので、返済に使う口座をどの銀行にするかしっかりと考えておきましょう。
特に指定がなければ静岡銀行の普通口座でもいいでしょう。
静岡銀行のフリーローンの審査は厳しいの?
静岡銀行のフリーローン審査は、そこまで厳しいわけでもありません。
10万円から利用できる限度額の設定により、あまり収入を持っていない方でもフリーローンを利用できるからです。
返済ができると判断されたり、過去に他のローン等を利用して返済している実績があれば、静岡銀行のフリーローンを利用できる場合があります。
ただ、収入を全く持っていない人は審査を通過できません。
収入を持っていない人は、返済ができないと判断して静岡銀行は審査に落としてしまうのです。
もし無職の方がフリーローンを利用したいと考えるなら、自分で収入を得るか、他の方に審査を受けてもらうなどの対応を取ってください。
専業主婦の方は、世帯主が収入を持っている場合に限り、利用できる可能性があります。
ただ、世帯主の収入が希望している限度額に満たないなどの理由があれば、審査に落とされる可能性があります。
また、過去に金融事故を起こしている方、信用情報機関に悪い情報が多く残されている方も、審査を通過できません。
静岡銀行は悪い情報についてはかなり厳しい判断をしています。
他の金融機関で返済の滞納を起こしている方、返済をしないで債務整理の対応を行っている方は、審査を通過できないので注意してください。
静岡銀行の5秒診断を有効活用しよう
静岡銀行では、審査を通過できるか判断するため、5秒診断という審査方法を採用しています。
この方法は、申込みを行っている人でも審査を通過できるのか判断するため、基本的な情報を入力すると仮の結果が公表されるというものです。
この5秒診断を利用するために必要な情報は以下の3つです。
- 年齢
- 前年度の年収
- 他社の借入情報
この3つの情報を提供するだけで、静岡銀行のフリーローン審査を通過できるのか判断できるのです。
年齢は現時点での数字を選ぶだけという簡単な方法を採用しています。
入力しなければならないのは、前年度の年収と他社の借入情報だけです。
年収は昨年に稼いだ収入がどれくらいあるのか記入してください。
虚偽の年収を入力しても審査結果は公表されますが、本当の審査で大きな問題が生じるので正しい数字を入力したほうがいいでしょう。
他社の借入情報は、会社ごとにどれくらいの借入があるのか入力する方法です。
銀行や信販系、消費者金融系から借りているローンの金額をそれぞれ入力してください。
全ての情報が入力されると、5秒程度で審査を通過できるか情報が提示されます。
この時、「お借入可能と思われます」という表記が出ている方は、静岡銀行のフリーローンを利用できる可能性が高まります。
一方でそれ以外の表記が出ている方は、静岡銀行のフリーローンの審査に落とされる可能性があります。
もし審査に落とされるような状況であれば、借金を返済するか翌年の年収が増えるのを待って、静岡銀行のフリーローンを考えたほうがいいでしょう。
静岡銀行のフリーローンを有効に使って生活を快適に
静岡銀行が提供しているフリーローンは、10万円から500万円という限度額を持ち、フリーローンの申し込み時点で普通口座を保有している必要はありません。
用途が自由な静岡銀行のフリーローンは、色々と生活に困る状況が生まれたり、他社の借入をまとめたいと考えている方にはとても使いやすいでしょう。
審査もネットや郵送等を使って受けられます。
自分が希望している審査の方法を確認して、正しい手順で受ければ問題なく完了させられるでしょう。
事前に5秒診断である程度審査結果もわかりますので、色々な情報を得てからフリーローンの審査を受けるといいでしょう。