急な出費で生活費が足りなくなってしまうなどの「いざ」というときに、消費者金融のカードローンはとても頼りになる存在です。
しかし、カードローンを選ぶ際にはATMの場所や数に注意する必要があります。
緊急にお金が必要なときにATMがなければ、当然利用することはできないからです。
この記事では、CMなどでも有名な「ノーローン」のATMはどうなのかについて探っていきます。
「ノーローン」とは
ノーローンの概要
サッカー・ドイツ代表のオリバー・カーンのCMで一躍有名になった「ノーローン」は、新生パーソナルローン株式会社が展開するブランドです。
新生銀行グループのため、初めて消費者金融を利用するという人でも安心して申し込むことができます。
なお、消費者金融のカードローンを申し込む際には総量規制に注意しておく必要があります。
借入総額は原則として年収の3分の1以下に制限されることが法律で定められているので、他社を利用している人は借入残高をしっかり確認しておくことが大切です。
ノーローンの特徴
利息(貸付利率)は実質年率4.9%から18.0%に設定されており、融資金額は1万円から300万円までとなっています。
ノーローンの最大の特徴は「1週間無利息キャッシング」です。
文字通りに1週間の間は全く利息がかかりません。
他社の初回限定サービスとは違って、月をまたげば何度でも利用することが可能です。
ノーローンのATM
店舗のATM
ノーローンは、一般的な「店舗」という形を取らず、ネットや無人契約コーナーによる運営を行っています。
また、無人契約コーナーは「新生銀行カードローン・レイク自動契約コーナー」を利用する形になります。
つまり、ノーローンは同じ新生銀行グループの「レイク」とインフラを共有しているということです。
レイクのATM
所在地
北海道、本州から四国、九州、沖縄まで日本全国で利用することができます。
例えば東京都の場合は81ヶ所もあり、多くの主要な駅の近くに展開されています。
また、沖縄県内にも15ヶ所あります。
手数料
同じ新生銀行グループなので、もちろんATM手数料は無料です。
時間
取扱い時間は07:30から23:30までとなります。
提携銀行のATM
セブン銀行
所在地
セブンイレブンの店舗などに設置されているセブン銀行ATMを利用することができます。
セブン銀行のATM設置台数は全国24,000台以上に及びます。
手数料
取引金額が1万円以下の場合は108円、1万円を超える場合は216円のATM利用手数料がかかります。
これは借り入れ・返済とも同じです。
時間
00:10から23:50までと、ほとんど一日中利用することができます。
ただし、日曜日から月曜日にかけてなど、曜日によって若干利用可能時間が異なるため、あらかじめ店舗ごとに利用可能時間を確認しておくことが必要です。
イオン銀行
所在地
イオンやダイエー、マルエツやカスミなどに設置されています。
全国に6000台以上が設置されており、さまざまな場所で利用することができます。
手数料
借り入れ・返済とも1万円以下の場合は108円、1万円超の場合は216円です。
時間
基本的に00:20から23:40まで利用することができますが、曜日によって多少異なります。
コンビニのATM
コンビニATM「イーネット」
所在地
ファミリーマートやミニストップ、サンクスなどのコンビニエンスストアに設置されたATMを利用することができます。
全国に12,000台以上のATMが設置されていますが、鹿児島県だけは1台のみです。
(2018年7月末現在)
手数料
1万円以下の場合は108円、1万円超の場合は216円です。
借り入れ・返済とも同じです。
時間
07:00から23:40までとなります。
曜日などにより時間が異なるため、近所のコンビニで利用可能時間をチェックしておきましょう。
ローソンATM
所在地
ローソンなどに設置されたATMを利用することができます。
全国に10,000台を超えるATMが設置されていますが、「ローソン100」には設置されていないため注意が必要です。
手数料
借り入れ・返済ともに1万円以下の場合は108円、1万円超の場合は216円が必要です。
時間
基本的に07:00から23:00になります。
曜日によって時間が変わります。
ATMの場所を把握しておくことが大切
このように、ノーローンは提携ATMも非常に多く、全国のどこにいても利用することができるカードローンです。
しかし、毎月の返済でいつも手数料を支払うのはあまり賢い利用方法とはいえません。
可能な限り、手数料が無料の「銀行カードローン・レイク」のATMを利用することがおすすめです。
手数料の必要なATMの利用は、緊急時の借り入れなどに限った方が無難です。
もちろん、レイクのATMが近くにない場合はこの限りではありません。
交通費や必要な時間などを考慮すれば、近所のコンビニATMを利用した方がよほどコストが低いというケースも少なくないからです。
ATMの場所は公式サイトですぐに検索できるため、あらかじめ場所を把握した上で、自分に合った利用法を検討しておくことが大切です。