リボ払いがやばいといわれる理由は?安全に利用するための注意点

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リボ払い

リボ払いって利用してもいいの?

リボ払いは月々の支払いを分割して抑えらえれるので、大きな買い物をした時は便利ですよね。

ただリボ払いを利用した人を見てみると「やばい」「使わなきゃよかった」とネガティブな発言が多く見られます。

結論から言うと、リボ払いは金利が高いため無計画に利用してしまうと地獄を見ることになるでしょう。

そのため可能であればリボ払いは利用しないことをおすすめします。

ただどうしてもリボ払いを利用しなくてはならないケースも考えらえますよね。

そこで本記事では、リボ払いがやばいといわれる理由と利用するための注意点について解説していきます。

これからリボ払いを利用しようか迷っている人は必ず読むようにしてくださいね。

そもそもリボ払いとは?

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そもそもリボ払いとは、「リボルビング払い」の略です。

リボルビングとは「回転する」の意。一定の金額をずっと回転するように支払い続けるリボルビング払いの特徴を説明した呼び方です。

リボ払いは、これほど広く流通しており、利用者も多いのになぜこれほど危険視されているのでしょうか?

一見お得なところが落とし穴

リボ払いは、「毎月一定額」支払い続けるもの。

どれだけクレジットカードを使ったって、仮に限度額いっぱいクレジットカードを使い切ったとしても、リボ払いで支払えば支払額は数千円です。

これに「お得!」と感じた人は危険。

この一見お得な要素が、リボ払い地獄の入り口なのです。

カードによってはポイントプログラムなどでリボ払いを誘うことも

リボ払いのたちが悪い特徴の一つに「クレジットカードによってはリボ払いでポイントが貯まる」など、特典を用意していることです。

この特典により、本当にリボ払いがお得になってしまうのです。

特典に誘われてリボ払いを選んでしまう人も多いですが、特典に惑わされないようにしてください。

リボ払いがやばいといわれる理由3選

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リボ払いは月々の支払いを抑えられるので、「便利なサービスじゃん!」と思う人も多いのではないでしょうか。

しかしリボ払いは一般的には「やばい!」といわれています。

ではなぜリボ払いはやばいといわれているのでしょうか?

リボ払いがやばいといわれている理由は次の3つがあげられます。

  1. 手数料が高い
  2. 毎月どのくらい使っているか計算できなくなる
  3. 返済期間が長くなる

①手数料が高い

リボ払いの手数料は一般的に15%前後といわれています。

支払うべき金額に+15%手数料が上乗せされるのでかなりの額になってしまうでしょう。

リボ払いの計算方方法は次の通りです。

利用残高×金利×利用日数÷365日

実際に一括で支払ったケースとリボ払いで支払ったケースを計算して比較してみました。

50万の支払いを毎月1万円ずつ返済した場合の例です。

支払い方法 返済総額 手数料
一括返済 50万円 0円
リボ払い
(月1万円返済)
65万9,375円 15万9,375円

上記を見てわかる通り、手数料に15万9,375円もかかっていることが分かります。

一括支払いであればかからなかった手数料が発生するといった怖さがあるのです。

リボ払いは便利なサービスではありますが、計画的に利用をしないと地獄を見ることになるでしょう。

②毎月どのくらい使っているか計算できなくなる

リボ払いは毎月の支払いが一定であるため、自分がどれくらい使用しているのか感覚がマヒすることもあります。

一括払いや分割払いの場合は支払うたびに返済額が増えていくため、どのくらい利用しているのかある程度把握できますよね。

リボ払いの場合はどれだけ使用しても一定の支払額になりますので、計算ができなくなってしまうのです。

「気づいたらこんなに使っていた…」なんて怖さも。

計画性なくリボ払いを利用してしまうと、手数料がどんどんとふくれあがって返済が苦しくなってしまうことも考えられます。

毎月どのくらい使っているか計算できなくなるのはリボ払いのやばいところですね。

③返済期間が長くなる

リボ払いは返済期間が長くなり、「いつまで経っても返済が終わらない」ということも。

利用残高に対して返済額が少ないと長期的に返済をしなくてはならなくなってしまいます。

例えば毎月の返済額を1万円に設定したとします。

その時に手数料が高額になってしまうと、いつまで経っても元金の返済が進みません。

その結果、いつまで経っても元金が返済できずに毎月支払いに追われてしまうのです。

そのため毎月どのくらいの元金が減っていて、どのくらいの期間で返済が完了するのかを考えておかなくてはなりません。

リボ払いは計画的に利用しなくては絶対に地獄を見ることになるでしょう。

リボ払いを利用するときの注意点

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リボ払いを利用するときはいくつか注意することがあります。

注意点を理解して安全にリボ払いを利用していきましょう。

リボ払いを長期的に利用しない

リボ払いは短期的に利用するのであれば良いですが、長期的な利用はおすすめできません。

使い続けることによってどんどんリボ払いの地獄にハマっていくでしょう。

「リボ払いはやばい」といっている人の多くは長期的に利用している人たちです。

返済シミュレーションを立てる

リボ払いで月々いくらの一定額を支払い続けるのかは、クレジットカードの会員ページなどから設定できる場合が多いです。

月々の支払い可能額の中で少しでも多くの額を設定して、その額を支払っているとどれくらいの期間支払いが続くのか、現実的な返済シミュレーションを立てておきましょう。

クレジットカードの支払い方法を確認しておく

クレジットカードを新規で作ったときは必ず支払い方法を確認しておくようにしてください。

場合によっては気づかないうちにリボ払い設定になっていることも…。

また毎月自分がどのくらいリボ払いで支払うように設定しているかも確認しておいてくださいね。

毎月の支払金額が低い場合は長期的に返済をしなくてはなりません。

必ず支払い方法はチェックしておくことをおすすめします。

リボ払いを使って支払った例

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リボ払いを使って支払うと、実際どれくらいのお金を支払うことになるのか、実例をみていきましょう。
リボ払いは分割払いより損!リボ払いでどれくらい損なのか?

30万円をリボ払いした例

具体的に、30万円のクレジットカード残高をリボ払いで支払った例を調べていきましょう。

30万円をリボ払いで支払うとなると、支払回数は66回となり、支払期間はなんと5年と6ヶ月にもなります。

一度に支払う金額は「13,000円」にもなり、このうち利息は3,738円。

残高が減るごとに支払う利息も減っていきますが、15%で支払い続ける手数料は単純に損です。

リボ払いを続けていると、最終的に支払う利息の総額は94,216円にもなります。

30万円分クレジットカードを使ったとしても、その後手数料として10万円近いお金を無駄に支払うことになってしまうのです…。これはやばい…。

リボ払いよりもカードローンへの借り換えがおすすめ

スマホ-女性-笑顔

リボ払いで毎月無駄に支払いを続けるくらいなら、別のキャッシングに借り換えるほうがお得な場合も多いです。

カードローンもリボ払いと同じく、一定の金額支払い続ける返済方式ですが、返済しやすいサービスが多いこと、銀行カードローンなら金利が低いなど、優れたポイントも多いです。

→リボ払い対策に効果的!借り換えの方法を徹底解説!

借り換え先としておすすめの銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

みずほ銀行カードローン

金利 2.0~14.0%
限度額 10~800万円

みずほ銀行カードローンも、リボ払いの借り換え先としておすすめです。

金利が低く、最高限度額も高いので、あらゆるリボ払い借り換えにおすすめです。

すでにみずほ銀行の口座を持っている方なら、申込みから借り入れまでの流れがスムーズです。

三菱UFJ銀行カードローン

三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」

金利 1.8~14.6%
限度額 10~500万円

リボ払いの借り換え先としてまずおすすめしたいのが「三菱UFJ銀行カードローン」です。

都市銀行カードローンという安心感に、「1.8~14.6%」という低金利設定、銀行内のローン契約機を使ったカード発行が可能など、サービス面に優れたカードローンです。

不安定なクレジットカードのリボ払いを続けるくらいなら、安定した都市銀行カードローンでの借り入れに切り替えてください。

この三菱UFJ銀行カードローン「バンクイック」は、他のカードローンと比べてもそのサービスの手厚さが魅力で、リボ払いからの借り換えにピッタリです。

バンクイックの手厚さについて知りたい方はこちら→バンクイックの手厚さを徹底解説!

住信SBIネット銀行カードローン

プレミアムコース

金利 0.99~7.99%
限度額 1200万円

住信SBIネット銀行の圧倒的な低金利設定は、リボ払いからの借り換えに最適です。

より低い低金利設定で借り入れることができるのは、少し審査の厳しい「プレミアムコース」のみとなってしまいますが、これだけ金利が低ければ、審査にチャレンジしてみる価値は十分あります。

三井住友銀行カードローン

三井住友銀行カードローン

金利 4.0~14.5%
限度額 10~800万円

高限度額で、リボ払い金利より低い金利での借り入れが可能になる三井住友銀行カードローンもおすすめです。

三井住友銀行の口座があれば、インターネットバンキングサービス、自動融資など便利なサービスの幅が広がります。

三井住友銀行をメインバンクとして利用している方におすすめしたい銀行カードローンです。

リボ払いで地獄にハマってしまったケース

リボ払いのヤバさを確かめるためにも、リボ払い地獄にハマってしまった実際のケースを調べてみましょう。

26歳買い物依存症の女性

私がリボ払い地獄にハマってしまったのは今から1年前。フリマアプリに出会ってからというもの、暇さえあればフリマアプリを見て、自分が欲しいものを探す日々でした。今思えば、本当に欲しいものなんてその中の何割かだったと思います。しかし当時の私は「とりあえず買う」を繰り返して、フリマアプリだけで10万円以上の買い物を続ける生活に…。私の給与で、毎月そんな買い物を続けられるわけなく、仕方なく支払いをリボ払いに切り替えました。今でも、リボ払い自体は終わっていません。気を抜くとフリマアプリで買い物をしてしまうので、リボ払い期間が長引くだけです…。リボ払いは一見支払いが楽になった錯覚に陥るので、続けるにはかなり強い精神力が求められますね…。

20歳ひとり暮らしの大学生が生活苦でリボ払いを頼った男性

20歳になった時クレジットカードを作ったのがいけなかったです。ショッピングにスマホのソシャゲ、なんでもクレジットカードで支払っていました。特にやってたソシャゲへの支払い額が膨らんでいきました。モバゲーのドラゴンコレクションというゲームでしたが、月に8~9万円課金する生活が続き、私は追い込まれるようにリボ払いに逃げました。さらに私はひとり暮らしだったのですが、ソシャゲのせいで家賃も半年滞納する始末。私はこれからもこんな生活なのでしょうか。

どうしてクレジットカード会社はリボ払いを勧めるの?

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クレジットカード会社から届くメールを見ると、頻繁に「リボ払いに切り替えろ」という連絡が届きます。

どうしてクレジットカード会社はこんなに「リボ払い」を勧めてくるのか?

そんな疑問を抱く方も多いでしょう。

まあ、これほど勧めてくることから気づく方も多いかと思いますが、答えは簡単です。

理由は、リボ払いが儲かるからに他なりません。

リボ払いは効率的に利息をとれる

リボ払いは、カードローンとよく似ています。

定期的にまとまった利息を支払ってもらうことができるので、クレジットカード会社としては効率のいい支払い方式なのです。

リボ払いを一度利用してもらうと、多くの利用者が必要以上にリボ払いを続けてくれるのもメリットの一つ。

【まとめ】リボ払いは計画的に利用しないとやばい

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リボ払いは計画的に利用しないとやばいです。

やばいといわれる理由は次の通り。

  1. 手数料が高い
  2. 毎月どのくらい使っているか計算できなくなる
  3. 返済期間が長くなる

計画的に利用しないと返済地獄になるため、やばいといわれています。

特に長期的に利用してしまうと返済から逃れられないので注意しましょう。

これからリボ払いを利用しようと考えている人は本記事で紹介した内容を参考にしみてくださいね。