妻のほうが収入が多い家庭はどうなるの?
上手くいくところもあれば離婚するところもあるようです。
今回は夫婦円満でいるための対策を徹底解説しますよ!
妻のほうが収入が多い家庭はどうなるのでしょうか。
上手くいかずに離婚する夫婦もいれば、何の問題もなく円満な夫婦もいます。
実際、収入に差があるからこそ起きてしまう夫婦間の問題はありますよね。
「夫が私のお金を浪費する」
「妻に助けてもらってばかりいて心苦しい」
夫婦それぞれが抱えている悩みがあります。
今回はそんな悩みを解決すべく、妻のほうが収入が多いと発生するリスクとその対策を徹底解説。
夫婦円満の秘訣もあわせてご紹介します!
【今回の記事でわかること】
- 妻のほうが収入が多いことによる4つのリスク
- 妻のほうが収入が多いときの対策方法
- 夫婦円満に過ごすために
妻のほうが収入が多いとどうなる?
最近は共働きをする家庭が増えています。
女性も働く時代となった今、夫よりも稼ぐ妻は珍しいものではありません。
妻のほうが収入が多い家庭は、上手くいくところもあればいかないところもあります。
いったい何が違うのでしょうか。
そもそもどうして上手くいかなくなってしまうのでしょう。
妻の方が収入が多い事に耐えられなくて離婚した人もいたっけなあ。🤔
— Linden(林田)自由民主党から自由と民主主義を守って欲しい😰 (@LindenMesicku) September 21, 2020
何か理由はあるのかな?
妻のほうが収入が多いことによる4つのリスク
妻のほうが収入が多いことによって発生するリスクは4つあります。
- 出産や育児によって収入が減るリスク
- 夫がイライラしてしまうリスク
- 妻がイライラしてしまうリスク
- 家事の分担が上手くいかなくなるリスク
家庭を脅かす4つの危険。
避けて通るためにも、1つずつ確認していきましょう。
①出産や育児によって収入が減るリスク
子供が欲しい場合、産むのは当然女性ですよね。
たとえ妻のほうが収入が多かろうと、その収入が減ってしまうタイミングは避けられないのです。
産休・育休をとり、仕事をすることはほぼ不可能です。
出産手当金や育児休業給付金はありますが、収入が以前と比べて減るのは間違いないでしょう。
育児休暇が明けてからもしばらくは時短勤務、ということもあるかもしれません。
もしもそれまで妻の収入を頼りにしている場合、どうしても家計は苦しくなってしまいます。
妻の稼ぎが多いからこそ、出産に対するリスクも大きくなってしまうのです。
②夫がイライラしてしまうリスク
世間一般では、男が大黒柱になるべきだという考えがあります。
夫からすれば「妻のほうが稼いでいる、自分は役に立っていない」と感じてしまうことも。
珍しくないとはいえ、妻のほうが稼いでいる家庭のほうが多いわけではありません。
周りの夫婦と比較して劣等感を抱いてしまうのです。
その結果、仕事や家事へのやる気が低下してしまう可能性があります。
また夫婦間の会話も少なくなってしまうでしょう。
男性は「俺が守らなきゃ、しっかりしなきゃ」と無意識のうちに考えてしまう生き物なのです。
思い通りにいっていない現実に、夫がイライラしてしまうリスクがあります。
③妻がイライラしてしまうリスク
妻がイライラしてしまうリスクもあります。
夫にもっと稼いでほしい、自分はこんなに頑張っているのにと相手を責めてしまうのです。
今後が不安になることもあるでしょう。
「このまま自分が定年まで働き続けるのだろうか」「私は夫を支え続けなきゃいけないのか」
育休や産休の時の生活費が不安に感じることもあります。
家事育児の負担が多いことに不満を抱く方もいるようです。
妻のほうが稼いでいるからこそ「普通」と違うことに不安になったりイライラしてしまうわけですね。
④家事の分担が上手くいかなくなるリスク
家事の分担を半分ずつにしていたとしても、妻のほうが稼いでいる場合どうしても不公平感がでてしまうことが。
妻側からすれば「どうして自分のほうが稼いでいるのに家事をしているんだ」と思うのも仕方がないことなのかもしれません。
あるいは妻のほうが家事を多くしていて不満なこともあるでしょう。
稼いでいるほうが家事をしなくてもいいという決まりはありませんが、収入に差がある場合は上手く分担する必要があります。
家事の分担は難しい問題です。
単純に収入が低いほうが家事を多くするでは上手くいかないかもしれません。
妻のほうが収入が多いときの対策方法
妻のほうが収入が多いときのリスクはわかりました。
ではどうすればリスクを回避できるのでしょうか。
対策方法は以下の通りです。
- 育児休業を夫も取る
- 金銭面以外で夫を頼る
- お互いに歩み寄る
- どちらも大黒柱である自覚を持つ
- 夫婦の目標を持つ
- 家計簿を共有しつつプライベートとは分ける
- 夫の収入を増やす・副業を始める
- 子供のことを第一に考える
1つずつみていきましょう。
育児休業を夫も取る
育児休業は男性でも取れます。
妻が最初の半年間育児休業をして、そのあとは夫が育児休業を取る。
こうすれば少しでも収入減の時期を避けることができます。
稼ぎの多いほうが稼ぎ、夫は子育てに専念する。
夫婦で上手い役割分担ができれば、家計がピンチになることもありません。
金銭面以外で夫を頼る
妻のほうが稼いでいる、そのうえ家事もやっているという状況では夫の立場がありません。
パワーバランスを均等にするためにも、夫が収入面以外の部分で強くなる必要があります。
家事でも精神面でも何でも構いません。
妻から頼ったり甘えたりするのも良いでしょう。
家事を任せるのも効果的ですが、できれば夫の方から自発的にやるのが好ましいです。
頼むだけではやってくれずに余計ストレスがたまる可能性もありますし、夫側からしても家事ばかりやらされることにイライラしてしまうかもしれません。
片方に役割や力が集中しないように気をつけましょう。
お互いに歩み寄る
収入面で差があるからこそ、お互いに歩み寄ることが重要です。
妻は「自分の収入が少ないことに劣等感を抱いている夫」を思いやり、夫は「自分のほうが収入が多くて今後が不安な妻」を思いやってください。
収入が違うからといって、お金の管理もわけていては溝は深まる一方です。
夫婦が支えあうためには、近づかなければなりません。
何かしてほしいことがあるのなら共有すべきですし、なんとなくで片づけないようにしてください。
歩み寄るといっても、理想を押し付けてはいけません。
感謝の気持ちを忘れずに、相手のことを少しだけでも優先して考えるようにしてみてくださいね。
どちらも大黒柱である自覚を持つ
大黒柱は1つしかないと思いがちですが、そうではありません。
収入面を支える柱に生活面を支える柱、精神面を支える柱だってあることでしょう。
仕事の稼ぎばかりに目を向けないで、家庭や夫婦そのものに目を向けてください。
お互いが大黒柱なのだと自覚できれば、劣等感を抱くこともありません。
そのためには、役割をきちんと分担している必要があります。
できるときにやるのもいいですが、ある程度責任を持つためにも役割を振り分けてしまうのが良いでしょう。
2人ともが大黒柱になれば、より強く支えあえますよ。
夫婦の目標を持つ
将来のビジョンを共有することも大切です。
夫婦2人の目標を持ちましょう。
「こんな家に住みたい」「子供は2人欲しい」「老後はこんな生活が良い」など目標は2人で好きに決めてください。
2人が共通の目標を持ち、それに向かって一緒に進めるようにするのです。
目標が決まれば、そのための貯金もできるようになるでしょう。
目先の問題に惑わされずに、目標に向かって進めるよう長い目で見ることが重要なのです。
家計簿を共有しつつプライベートとは分ける
妻だけが家計簿をつけていて、夫は一切興味を示さずほったらかし。
良くある話ですが、家計簿は2人で共有しましょう。
お互いの出費をハッキリさせ、お金の流れを目に見えるようにすれば夫も何か変わるかもしれません。
なんとなく感じていた不公平感がなくなる可能性もあります。
注意しておきたいのは、家計簿をつけさせるだけでは意味がないということ。
見直すことがなにより重要です。
そのためにも紙で残すのではなく、家計簿アプリを活用しましょう。
簡単にまとめて見直せるようにすれば、興味を示してくれるはずです。
また、プライベートなことに使ってもいいお金を夫婦それぞれで用意しておきましょう。
お互いに相手のプライベートなお金の使い方に口を出さないようにしてください。
生活を縛りすぎず、余裕を持つことが上手くいくコツなのです。
夫の収入を増やす・副業を始める
妻のほうが稼いでいるのであれば、夫も稼げばいいのです。
夫の収入が増えれば、根本的な解決につながります。
もちろんすぐに上がることはないかもしれません。
転職が必要になったり、副業を始めることもあるでしょう。
大切なのは、少しでも稼ぎを増やそうとする姿勢です。
妻がイライラするのは、収入が低いままでのんびりとしている夫の姿かもしれません。
家のスキマ時間にできる副業も多いですから、できることから始めてみてくださいね。
子供のことを第一に考える
子供がいるのであれば、子供のことを第一に考えてみましょう。
子供の幸せのためにどうすべきかを考え行動すれば、夫婦で協力し合っている感覚が芽生えます。
家族というチームであり、助け合うのだという考えになればイライラするリスクも低くなるはずです。
子供と自分の収入、どっちが大切なのか自分に問いかけてみてください。
2人で稼いだ財産を子供のために使うことで、お互いの不満を解消するのです。
2人の問題にすることが大事なんだね!
夫婦は運命共同体なのです。
片方に責任を押し付けないようにしましょう。
離婚するのも1つの手?
もしも収入の少ない夫あるいは収入の多い妻に不満を抱いているのなら離婚も1つの手です。
離婚をしたら逮捕されるという法律はありません。
自由に選択できるのです。
無理をして付き合い続ける必要はありません。
お金の問題をカバーできるのは結局のところ愛情です。
どんな対策をしたところで、愛情がければ問題の解決は難しいかもしれません。
夫がいくら家事をしても妻は認めてくれないかもしれません。
妻がいくら気を使っても夫の劣等感はなくならないかもしれないのです。
バランスが上手く取れないのであれば、離婚も1つの選択肢。
1度別居してみるのもいいかもしれません。
距離をとれば、本当に相手が必要なのかどうしてほしかったのか冷静に考えられます。
夫婦2人が同じ方向を向いて歩き続けられるのか、きちんと話し合ってみましょう。
話がこじれるなら周りを頼る
話し合いの場を設けても、夫婦だけでは解決しないこともあるでしょう。
余計にこじれてしまうこともあります。
そんな時は周りを頼りましょう。
親でも親しい友人でも構いません。
問題を先延ばしにしないできちんと向き合い解決することが重要です。
離婚の方向に進むのであれば、弁護士が必要になることも。
それなりのお金がかかることは覚悟しておいたほうが良いかもしれませんね。
どうにもならないときは我慢しなくてもいいのです。
自分や子供の幸せを考えてください。
夫婦円満に過ごすために
稼ぎの差はもちろん、日々の生活の積み重ねが夫婦の行く末を左右します。
問題は収入の差だけではないかもしれません。
夫婦円満のために何ができるのでしょうか。
- デートをする
- 喧嘩をして仲直りをする
- 公平さにとらわれない
- 感謝はきちんと口に出す
- 相手のせいにしない
- 相手の立場に立つ
- 同じ方向を向く
- 1人の時間も大切にする
- ペットを飼うのもあり
- スキンシップを忘れずに
1つずつ確認していきましょう。
デートをする
何歳になったとしても、定期的にデートをするようにしましょう。
普段の生活では、お金の話や生活の話など愛のない会話しかしていないもの。
2人の時間を過ごすようにしてください。
ちょっとした散歩でも十分です。
何もしない、遊ぶ時間を共有しましょう。
喧嘩をして仲直りをする
ときには喧嘩をすることも大切です。
イライラを溜め込みすぎると、あとで取り返しつかなくなってしまう可能性があります。
喧嘩を怖がらず、意見を言い合うようにしましょう。
一方的にならないようにだけ注意してください。
少しずつ夫婦の考え方をすり合わせていきましょう。
喧嘩をした分だけ、仲直りもしてください。
毎回片方が仲直りのきっかけを作るのではなく、両方が作るのがベストです。
仲直りが上手くなっていけば、夫婦が乗り越えられる壁も多くなります。
時には許すことも大事だと思い、きちんと仲直りをしてくださいね。
公平さにとらわれない
公平さにとらわれないようにするのも夫婦円満の秘訣です。
「相手もしたから自分もする」「自分がしたから相手もするべき」と思いすぎないようにしてください。
相手に多く与えるくらいでちょうどいいのです。
自分が少なめでいいと思える夫婦関係が築ければ、喧嘩も減りますし仲直りも上手くできますよ。
感謝はきちんと口に出す
日常の家事や仕事は「して当たり前」になりがちです。
定期的に感謝を伝えるようにしましょう。
感謝できるところを探すのもオススメです。
見えないところで頑張っているときに、それは相手から褒められたりお礼を言われるのは嬉しいもの。
できるだけ感謝は具体的に伝えて、できればお礼のプレゼントもあると最高ですね。
相手のせいにしない
相手のせいにしないようにしましょう。
こうなったのは妻の夫のせいだと思っていても始まりません。
自分に何ができるのか考えましょう。
相手が悪いこともあるかもしれません。
その場合は、相手が変わるために自分が努力するしかないのです。
待っていても何も変わりません。
自分に責任があるのだと思い、行動するようにしてくださいね。
相手の立場に立つ
思いやるためにも、相手の立場になって考えましょう。
思ったことを言い合って喧嘩をするのも大切ですが、何を言ってもいいわけではありません。
どういえば相手が傷つかないか、どうしたら相手は嫌がらないか考えてください。
常に意識し続けることは難しいかもしれません。
ふと思い出した時で大丈夫です。
相手から見て自分はどう映っているのか、冷静に見つめなおしてみてくださいね。
同じ方向を向く
前進していても、夫婦が別々の方向に進んでいては距離は離れていく一方です。
同じ方向を向いて歩きましょう。
具体的な目標や夢を共有する、あるいは同じ趣味を見つけるでも構いません。
2人ともが「なんかいいな」と思えることに取り組みましょう。
共通のものがなければまずは2人にとっての「なんかいいな」を探すことを目標にしてみてください。
1人の時間も大切にする
夫婦で支えあうことは大切ですが、それだけではいけません。
時にはパートナー以外で支えてもらわなければならない場面が来るかもしれないのです。
そのためにも、力となってくれる友人や趣味を持っておきましょう。
1人の時間も大切にすれば、自然とパートナー以外での支えも見つけられます。
自分の時間をお互いがきちんと持つことで、相手に依存しないで済むわけですね。
ペットを飼うのもあり
子供はまだ考えていない、あるいはもう子供が巣立ったという夫婦であれば、ペットを飼うのもオススメです。
お互いの支えとなるのはもちろん、会話のきっかけにもなってくれます。
癒しとして夫婦を繋ぎとめてくれるでしょう。
ペットを飼う場合は、2人でよく相談して決めてくださいね。
スキンシップを忘れずに
スキンシップをしていますか?
もしもしていないのなら、意識してスキンシップをするようにしてください。
物理的に距離が近づけば、自然と心の距離も近くなるものです。
外を歩くときに手をつなぐ、寝る時に手をつなぐなどしてスキンシップをしましょう。
スキンシップをすれば会話も増えていきます。
1日1回でもいいですから、心掛けてみてくださいね。
スキンシップの多い夫婦は仲良しなイメージがあるかも!
パートナーにこの記事を読ませるのも1つの手ですよ!
まとめ
【妻のほうが収入が多いことによる4つのリスク】
- 出産や育児によって収入が減るリスク
- 夫がイライラしてしまうリスク
- 妻がイライラしてしまうリスク
- 家事の分担が上手くいかなくなるリスク
【妻のほうが収入が多いときの対策方法】
- 育児休業を夫も取る
- 金銭面以外で夫を頼る
- お互いに歩み寄る
- どちらも大黒柱である自覚を持つ
- 夫婦の目標を持つ
- 家計簿を共有しつつプライベートとは分ける
- 夫の収入を増やす・副業を始める
- 子供のことを第一に考える
【離婚するのも1つの手】
- 話がこじれるなら周りを頼る
【夫婦円満に過ごすために】
- デートをする
- 喧嘩をして仲直りをする
- 公平さにとらわれない
- 感謝はきちんと口に出す
- 相手のせいにしない
- 相手の立場に立つ
- 同じ方向を向く
- 1人の時間も大切にする
- ペットを飼うのもあり
- スキンシップを忘れずに
おわりに
妻のほうが収入が多い家庭は珍しくありません。
どうしてもイライラしてしまうこともあるかと思います。
その時のイライラを相手にぶつけるかどうか、それが今後を左右することを忘れないでください。
夫婦で協力するためにも、片方が思い悩むのではなく2人で思い悩めるといいですね。
相手への感謝の気持ちを忘れないでくださいね!
どうせなら夫婦仲良くいたいもんね!