カードローンより金利が安いことが多いフリーローン。
CMや広告ではカードローンを見かける機会が多いですが、実はフリーローンもとても便利な商品です。
こちらの記事ではそんなフリーローンの中から、おすすめのフリーローンをまとめて紹介。
フリーローンを活用することで、生活をより豊かにすることができます。
みなさんもおすすめのフリーローンを活用していきましょう。
フリーローンの選び方
まずはフリーローンの選び方を紹介していきます。
フリーローンはCMや広告でも見かけないので、あまりその詳細が知られていません。
選び方もカードローンとは少し異なりますので、しっかりチェックしていきましょう。
金利が安いほど審査難易度は上がる傾向
いろいろなフリーローンの商品を見比べてみるとわかりますが、フリーローンは銀行によって金利のばらつきがあります。
カードローンの場合は銀行によってそこまで差がないのですが、フリーローンの場合は銀行の個性が商品に出ていますね。
金利の安いフリーローンの場合5~6%ほどの金利ですが、金利の高いフリーローンの場合14%~15%ほど。
銀行によってはカードローン商品と、そこまで大きな差がない銀行もあります。
金利はお金を借りるうえでは、とても重要な要素。
そのため金利が安いほど、審査難易度は上がる傾向にあるようです。
申し込みする側としては、少しでも金利が安いフリーローンに申し込みたいところですが、そこは冷静な自己判断が必要です。
フリーローンの審査に有利な人は、
- 収入が安定している人(上場企業勤務や公務員であればなおよし)
- 正社員の人
- クレジットカード・カードローンの支払い遅れがない人といった要素を満たしている人です。
年収は高いに越したことはありませんが、それ以上に大切なのは安定性。
フリーローンは毎月固定額の支払いが必要になるので、収入が安定していることが審査には大きく影響します。
これらの要素を考えた上で、自分は審査には有利そうか判断していきましょう。
資金用途確認書類が不要なものもある
フリーローンの特徴としては、資金用途確認書類の提出です。
カードローンの場合は、身分証明書と収入証明書だけで審査をしますが、フリーローンの場合は資金用途確認書類が必要です。
資金用途確認書類とは、これから借りるお金をどのような目的で使用するか確認するためのもの。
具体的には請求書や注文書といったものが必要になります。
資金用途確認書類を提出させることで、資金用途を知り、より厳密な審査をするということですね。
ただ近年のフリーローンでは、資金用途確認書類の提出が不要になっているフリーローンもあります。
資金用途確認書類の提出が不要であれば、申し込みへのハードルも下がります。
資金用途確認書類を作成するのが面倒だという人は、資金用途確認書類提出が不要な会社を探してみてはいかがでしょうか。
メガバンクだけでなく地方銀行・信用金庫にも目を向けよう
フリーローンはメガバンクだけでなく、地方銀行や信用金庫も販売しています。
そのため地方銀行や信用金庫に目を向けると、予想以上にいい商品に巡り合うこともあります。
ただし地方銀行や信用金庫のフリーローンは、その地域に住んでいる人しか申し込めないことがほとんど。
地域に住んでいる人をサポートするための商品なので、自分の住んでいる地域の地方銀行や信用金庫の商品を確認してみましょう。
おすすめのフリーローンを項目別に紹介
ここからは項目別におすすめのフリーローンを紹介していきます。
先ほど紹介したフリーローンの選び方を参考に、自分に合ったフリーローンを探していきましょう。
金利が安いおすすめフリーローン
まずは金利が安いフリーローンです。
金利が安いので審査難易度は上がってしまいますが、その見返りは十分にあります。
これから紹介するフリーローンは、正社員でクレジットカード・カードローンの支払い遅れがない人であれば十分チャレンジする価値はありますよ。
– | 金利 | 申し込み可能金額 | 利用条件 |
---|---|---|---|
三井住友銀行フリーローン | 5.975% | 10万円~300万円 | ・20歳~65歳
・前年度収入200万円以上 ・三井住友銀行に来店可能 |
みずほ銀行多目的ローン | 変動5.875% | 10万円~1000万円 | ・20歳~65歳
・前年度収入200万円以上 ・勤続年数2年以上 |
りそな銀行プレミアムフリーローン | 6.0% | 100万円~500万円 | ・20歳~59歳
・前年度収入400万円以上 |
東京都民銀行フリーローン | 5.6% | 10万円~500万円 | ・20歳~65歳
・東京都民銀行の営業区域に在住または在勤 ・パート、アルバイト不可 |
近畿ろうきんフリーローン | 3.7%~4.5% | 10万円~1000万円 | ・同一勤務先に1年以上
・満18歳以上の方で最終ご返済時の年齢が満76歳未満 |
– | – | – | ・安定継続した収入があり、前年度税込年収が150万円以上 |
メガバンクのフリーローンは、全体的に金利が安い傾向にありますね。
メガバンクのフリーローンは、いずれも申込条件が前年度収入200万円以上ということが条件。
正社員で勤務していれば、おおむねクリアできそうな条件ですね。
また東京都民銀行を地方銀行の代表例として挙げましたが、それ以外にも北陸銀行・中日信用金庫・中央労働金庫・JAさいたまなどのフリーローンは、金利が安いです。
金利の安さでフリーローンを選ぶのであれば、メガバンクと自分の住んでいる地域の地方銀行・信用金庫を比べてみるのがよさそうですね。
金利は高いが審査難易度が低いフリーローン
続いて紹介するのは、金利は高いが審査難易度の低いフリーローンです。
こちらで紹介するフリーローンは、パート・アルバイト・専業主婦などでも審査に通過する可能性があります。
そのためメガバンクなどのフリーローンは無理そうだけど、フリーローンを利用したいという人におすすめです。
– | 金利 | 申し込み可能金額 | 利用条件 |
---|---|---|---|
北海道銀行フリーローン | 3.8%~14.0% | 10万円~300万円 | ・20歳~65歳
・北海道銀行の口座開設 ・パート・アルバイト・専業主婦可 |
横浜銀行フリーローン | 1.9%~14.6% | 10万円~1000万円 | ・20歳~69歳
・横浜銀行の営業区域に在住または在勤 ・パート・アルバイト・専業主婦不可 |
福岡銀行フリーローン | 7.0%~14.0% | 10万円~500万円 | ・20歳~69歳
・福岡銀行の口座開設 ・パート・アルバイト可 |
東京信用金庫フリーローン | 9.5%、14.0% | 30万円~300万円 | ・20歳~完済時75歳
・東京信用金庫の営業区域に在住または在勤 ・パート・アルバイト・専業主婦可 |
大阪信用金庫フリーローン | 3.0%~14.0% | 10万円~1000万円 | ・20歳~完済時75歳
・大阪信用金庫の営業区域に在住または在勤 |
銀行・信用金庫によっては、・パート・アルバイト・専業主婦可と記載している銀行もあるので、そういった銀行であれば、比較的審査のハードルは低いと思われます。
また金利は全体的に幅がありますが、これは借りる金額によって上下します。
借りる金額が高ければ高いほど、金利は安くなる傾向ですね。
ただし実際に金利が安くなるのは300万円以上の借り入れなど、まとまった金額を借りる時です。
ここで紹介した銀行・信用金庫の場合、ほとんど金利10%を超えますので、金利の計算はしっかりしておきましょう。
資金用途確認書類が不要のフリーローン
続いては資金用途確認書類が不要のフリーローンです。
実際に用意してみるとわかりますが、資金用途確認書類を用意するのは結構手間です。
その手間が惜しいのであれば、資金用途確認書類が不要のフリーローンを選んでもいいでしょう。
– | 金利 | 申し込み可能金額 | 利用条件 |
---|---|---|---|
イオン銀行フリーローン | 3.8%~13.5% | 30万円~700万円 | ・20歳~59歳
・イオン銀行の口座開設 ・前年度収入200万円以上 ・年金受給者・学生・専業主婦不可 |
住信SBIネット銀行フリーローン | 3.775%~12.0% | 10万円~1000万円 | ・20歳~完済時69歳
・住信SBIネット銀行の口座開設 |
名古屋銀行フリーローン | 3.5%~13.5% | 10万円~1000万円 | ・20歳~完済時74歳
・名古屋銀行(東京支店除く)の営業区域に在住または在勤 |
全国に支店のあるイオン銀行、ネットバンクの住信SBIネット銀行もフリーローンの取り扱いがあります。
これらのフリーローンは全国どこに在住していても申し込みできますし、資金用途確認書類が不要なので、とても利用しやすいフリーローンとして人気です。
金利は先ほど紹介した金利が高いフリーローンと同等ですが、申し込みしやすいのが魅力ですね。
フリーローン申込時に気をつけること
ここまでフリーローンの選び方とおすすめのフリーローンについて解説してきました。
自分に合ったフリーローンが見つかったという人は、いよいよフリーローンを申し込む段階になります。
ここからはフリーローン申込時に気をつけることについて、解説していきます。
申請金額は必要最低限にする
まずフリーローン申込時ですが、申請金額は必要最低限にしましょう。
フリーローンの審査では、申請金額が高ければ高いほど審査難易度が高くなります。
そのため自分が必要な金額のみ、フリーローン申込時には申請しましょう。
多めに申請したくなる気持ちはわかりますが、多めに申請したとしてもフリーローンの場合は一部だけ借りるということができません。
また申込時に必要最低限の金額を計算することは、今後の返済計画を立てるうえで大切です。
必要なお金の金額を計算し、その返済計画を立てることで、フリーローンをうまく使えます。
フリーローンは一度借りてしまったら、完済するまで新たに借り入れをすることができません。
申請時に必要最低限な金額、返済計画を立てることでフリーローンを活用していきましょう。
解約できるカードローンがある場合解約する
申込時に解約できるカードローンがある場合、解約してから申し込みをしましょう。
カードローン・フリーローンに借り入れがある場合、審査は当然厳しくなります。
そのため返済できるローンがあるのであれば、返済してから申し込みをするのが原則。
しかし完済後カードローンの解約を忘れている人は、意外と多いです。
フリーローンの場合は完済後自動的に解約になりますが、カードローンの場合は解約手続きが必要です。
これはカードローンの契約が、融資枠で契約をしているからです。
完済後も融資を受けられる状態に
そのためカードローンを完済したとしても、融資枠は残っている状態になります。
融資枠が残っている状態であれば、いつでも借り入れができる状態ということなので、フリーローンの審査担当としては、いつ利用されるかわかりません。
つまりフリーローンを借りた後に、カードローンの融資枠でも借り入れをすることも考えられます。
多重債務や自己破産の増加が社会問題になっているので、審査担当者もカードローンの融資枠を持っている人の審査には慎重な傾向にあります。
解約できるカードローンがあるのであれば、事前に解約をしておきましょう。
複数社の同時申し込みは避ける
フリーローンの申し込みをする時には、複数社の同時申し込みは避けましょう。
審査に落ちる可能性を考えると、複数社に同時申し込みをしたい気持ちはわかります。
しかしフリーローン・カードローン・クレジットカードの申込履歴は、信用情報によって金融機関に共有されています。
銀行や信用金庫は、審査の時必ず信用情報を確認します。
そこで申込履歴が多数確認されると
「この人はお金に困っていて、いろいろな銀行に申し込みをしているのではないか」
と考えるので、審査に落ちる可能性が高くなってしまいます。
銀行や信用金庫は、申込者が返済不能になるリスクを1番嫌います。
そのためお金に困っていることがわかると、審査にはまず落ちてしまいます。
複数社に同時申し込みをするということは、審査に悪影響を及ぼすことがありますので、辞めておいた方がいいでしょう。
フリーローンの審査に落ちてしまった場合の対応方法
フリーローンの申し込みをしたが、状況によっては審査に落ちてしまうことがあります。
そうなってしまった場合、どのような対応をすればよいのでしょうか。
ここからはフリーローンの審査に落ちてしまった時の対応方法について、解説をしていきます。
カードローンや消費者金融に申し込みをする
フリーローンの審査に落ちてしまった時は、カードローンや消費者金融に申し込みをするという方法があります。
特に先ほど紹介した金利の低いフリーローンの申し込みをした場合、フリーローンの審査が厳しいので、カードローンや消費者金融であれば審査に合格する可能性があります。
金利が安いことがフリーローンの強みですが、金利の高いフリーローンであれば、カードローンや消費者金融と金利が変わらないこともあります。
カードローンや消費者金融であれば、資金用途確認書類を用意する必要もありません。
どうしてもお金が必要な場合は、カードローンや消費者金融への申し込みを検討してみましょう。
おすすめのカードローン・消費者金融
フリーローンの審査に落ちてしまった時、カードローンや消費者金融の申し込みをする人もいると思います。
その時おすすめのカードローンや消費者金融を紹介していきます。
フリーローンの審査に落ちてしまったということは、カードローンや消費者金融も審査に通りやすいものを選ぶことをおすすめします。
カードローン・消費者金融の中でも、審査に通りやすいものを紹介していきます。
– | 金利 | 申し込み可能金額 | おすすめポイント |
---|---|---|---|
楽天銀行カードローン | 1.9%~14.5% | 10万円~800万円 | ・金利1.9%~14.5%と業界でもトップクラスの低金利
・スマホアプリ利用で申し込みが楽 ・楽天会員ランクに応じて審査優遇がある |
みずほ銀行カードローン | 2.0%~14.0% | 10万円~800万円 | ・メガバンクの中で最も低金利なカードローン
・コンビニATM時間外手数料無料 ・24時間WEB完結で申込可能 |
アコム | 3.0%~18.0% | 1万円~800万円 | ・30日間無利息期間がある
・2人に1人審査通過している実績がある ・審査スピードが早い |
プロミス | 4.5%~17.8% | 1万円~500万円 | ・WEB完結で申し込みができ郵送物がない
・在籍確認についての相談ができる ・30日間無利息期間がある |
金利の安いカードローンを探している場合は、銀行カードローン。
審査スピードを重視しているのであれば、消費者金融がおすすめです。
フリーローンの審査に落ちてしまった人であれば、銀行カードローンの方が商品内容としては合っているのではないでしょうか。
しかし消費者金融も審査スピードが早く、無利息期間もあるのでとても使いやすいです。
フリーローンの審査に落ちてしまった場合、カードローンや消費者金融の利用も検討しておきましょう。
再チャレンジは半年以上空けてからがおすすめ
フリーローンの審査に落ちてしまったが、もう一度フリーローンの申し込みをしたいという人は、再度フリーローンの申し込みをすることになると思います。
しかし先ほど説明したように、フリーローンへの申込履歴は信用情報に残ってしまいます。
そのためすぐにフリーローンに申し込みをしても、審査にはまず落ちてしまいます。
信用情報の申込履歴は半年間記録に残りますので、再チャレンジをしたいのであれば、半年以上の時間を空けるようにしましょう。
もちろんその間にカードローンやクレジットカードの支払い遅れをしてしまっては、絶対にいけません。
信用情報では全てのカードローン・クレジットカードの支払い履歴が載っているので、返済が遅れたりできていなかったりすると、審査担当者にはすぐわかってしまいます。
再チャレンジをする場合、半年以上期間を空けることと、その間支払い遅れをしないことは絶対に守りましょう
フリーローンを活用しよう!
ここまでおすすめのフリーローンについて解説をしてきました。
フリーローンは銀行や信用金庫によって、商品内容がかなり違うことがおわかりいただけたかと思います。
どのフリーローンを選ぶのかによって、金利などが大きく変わってきます。
自分に合ったフリーローンを選んで、フリーローンを活用していきましょう。