「家賃払ってないけど何も来てないしいいか」「払えてないけど電話したらなんていわれるかわからなくて怖い…」など、家賃を滞納してしまう理由は様々だと思います。
ですがこれらの問題に言えることは、お金を用意することでも、逃げる準備でもありません。
「今すぐ大家さんに電話しろ」ということです。
強い口調になってしまいごめんなさい。
ですが最悪の場合は、今のような日常生活は戻ってこないかもしれません。
詳しくは後で説明しますが、金利の影響で減らない借金… 傷つく信用情報… 家賃を滞納するだけで多くのものを失ってしまいます。
こうやって書くのは簡単ですが、一度信用情報を失ってしまうと、取り戻すために長い年月をかけることになってしまいます。
そのようなことにならないためにも、今すぐ!大家さんに相談しましょう!!
すぐに大家さんに電話をしよう
冒頭でも書かせていただきましたが、すぐに大家さんに電話をしてください。
なぜここまで大家さんに電話をすることをオススメするのかといいますと、家賃を滞納している人をどうするかは大家さん次第だからです。
もちろん大家さん全員が何かしてくれるわけではありませんが、場合によっては条件付きで待ってもらえるかもしれません。
電話するとこんなことが解決する
先程も申しましたが家賃滞納している人をどうするかは大家さん次第だからです。
自分が今おかれている状況、払いたいがどうしても払えない現状を説明すれば何か手を打ってもらえるかもしれません。
場合によっては期限を延長してもらえる
「今月厳しいのなら来月まとめて払ってね」や、また「今度でいいよ」だとか。
もちろんそんな甘いことはありませんが、何かしらの形で期限を延ばしてもらえるかもしれません。
大家さんも積極的に追い出したいわけではありません。
1度部屋が空いてしまえば次いつその部屋が埋まるかはわかりませんからね。
でも家賃が払われなければそこは空き部屋と何ら変わりはありません。
期限を延期してもらったとしても、なるべく早くお金を収めるようにしましょう。
支払いの形態などを変えてもらえる
多くの場合はこの方法で対応されます。
分割払いや、割り増し支払いですね。
滞納した分の家賃を分割して、もしくはそれに割り増しして家賃の支払いを命じてきます。
もちろん月々の暮らしが楽になるわけではありません。
ですが訴えられるよりましだと思いましょう。
電話しないとこんな問題が
「別になんも来てないし電話しなくてもよくない?」「翌月に払えるだろうから電話しないでいいや」
そんな風に考えている方もいるんじゃないでしょうか?
ですが現実はそんなに甘くありません。
電話しないだけで多くの問題が発生します。
送られてくる督促状
滞納が発覚した時点で送られてくるようになり、月に何枚か送られてきます。
さらには督促状だけではなく、電話での催促も行われるようになります。
裁判問題
場合によっては裁判まで発展します。
冗談ではないです本当です。
さらには延滞金+裁判費用など、色々な費用がかさみ、家賃以上のお金を払うことになります。
さらにさらに裁判に負けてしまえば強制退去は必須で、住処を失うことになります。
信用情報に傷がつく
滞納経験があると、ましてやその問題で裁判を起こされているとなると、信用情報に傷がつきます。
クレジットカカードなども作れなくなりますし、ちゃんとしたところからお金を借りれなくなってしまいます。
ついでに言えば家を借りることも難しくなってしまうでしょう。
家賃を踏み倒して訴えられているような人間に家を貸したいかといわれると……貸したくないですよね。
信用情報に傷がついてしまえば、ありとあらゆるところで疑われてしまうことを覚悟してください。
家賃滞納した際の流れ
家賃は月ごとに支払うものなので、滞納した際の対応の厳しさも月ごとで変わります。
家賃を踏み倒し続けた人がどのように路頭に迷うのかを説明していきます。
滞納してすぐに起こること
1か月分の家賃を滞納してしまうとどうなるかです。
もちろんですが、滞納初日から何かしらの通知をされます。
振り込みを忘れているだけかもしれませんし、初めはそこまで激しく請求をされません。
督促状や電話が来ます
家賃払ってませんよという旨の督促状や電話が来ます。
この段階で家賃を払ったとしても「家賃の支払いが遅れた」というふうに信用情報に傷を負います。
ですが「家賃の支払いが遅れた」というだけでクレジットカードが作れなくなったりはしません。
ですがやはり繰り返すことでブラックリストに入ってしまうことがあります。
滞納1か月以上で起こること
滞納しだしてから1か月ですので、2か月分の家賃を滞納している状態です。
ここから請求が激しくなってきます。
内容証明郵便が届く
書いてある内容が証明されている郵便が届きます。
つまり、「書いてある内容に違いはないことが証明されたから早くお金払ってね」ということです。
保証人・連帯保証人に連絡される
保証人・連帯保証人に連絡されます。
そのための保証人制度ですからね。
ちなみに保証人の代わりに賃貸保証会社を利用している場合は、賃貸保証会社の人が鬼の形相で家にやってきます。
賃貸保証会社の人がやってきてしまうと、多くの場合、それ以上借金をしないように家を解約させられてしまう場合が多いです。
滞納2か月以上で起こること
つまり家賃を3か月分以上滞納した人です。
これ以上になると取り返しがつかなくなります。
既に大家さんに相談するしないの話ではないので、何とかしてお金を工面し、大家さんに渡しましょう。
訴えられる
単刀直入に申しますと、訴えられます。
法律的には3か月分以上の家賃の滞納+一定の期間で訴える権利を大家さんは得ます。
もちろん、大家さんとの関係次第で訴えられるかは変わります。
訴えられるということは関係が崩壊したことを意味します。
「訴えられてないからまだ待ってもらえる!」ではなく、いつ訴えられてもおかしくないので早急に延滞金含め家賃を払いましょう。
強制退去させられる
ドラマみたいに「腕を掴まれて強制退去させられる」なんて事ないだろうなんて思っていませんか?
残念ですが事実です。
引越し業者の方々がやってきて、無理やり荷物を運び出します。
話し合いでなんとかなるだろうなんてのは考えないほうが良いでしょう。
お互いの信頼関係が破綻したために訴えられているわけですからね。
滞納3か月がデッドライン
先程から何回か話に出ていますが、デッドラインは家賃3ヶ月分の滞納です。
よほどの理由がない限り裁判で勝てる可能性は0に近いでしょう。
そして裁判で負けてしまえば裁判費用と引っ越し費用、さらには滞納費も支払う必要があります。
それでも何も行動をしなければ強制退去です。
2ヶ月分だとしても滞納しないように
デッドラインが3ヶ月だからと言って、そこまでなら大丈夫なんて思わないようにしましょう。
滞納していた事実が連帯保証人に知られてしまえばその人が再度連帯保証人になってくれる可能性は下がってしまいます。
連帯保証人がいなければ家を借りることができません。
家賃滞納1か月分、2か月分でも十分ホームレスになってしまう可能性があるわけですね。
お金がなくてどうしようもない場合
家賃を払いたい…でも生活が立ち行かなくなってしまうため払えない、と考える方もいると思います。
ここでは3っつほど紹介します。
- 自治体などの制度を利用する
- 知人に借りる
- カードローンで借りる
自治体などの制度を利用する
日本には生活が立ち行かなくなってしまった人のために、低金利でお金を借りれる生活支援費や一時生活再建費などの制度があります。
以下のような条件に当てはまる方は借りることができるかもしれません。
- 失業等、日常生活全般に困難を抱えており、生活の建て直しのために継続的な相談支援(就労支援、
家計相談支援等)と生活費及び一時的な資金を必要としていること - 貸付を行うことにより自立が見込まれる世帯であること
- 借入申込者の本人確認が可能であること
- 失業等給付、年金等の他の公的給付または公的な貸付を現に受けることができず、生活費を賄うことが
できないこと
更に詳しく知りたい方は是非こちらをご確認ください。
生活支援費は1人なら最大15万円まで、一時生活再建費は最大60万円かりることができます。
利子は0~1.5%と、驚異の利率ですのでお困りの方はこちらでお金を借りることを検討してみてください。
借りれるかわからない場合でも最寄りの相談所に行き相談してみるのが良いです。
知人に借りる
どうしてもお金がないなら知り合いの方にお金を借りるしかありません。
ただやはり、友人・知人にお金を借りるというのはいいことではありません。
数万円と友人を天秤にかけてどっちが重いか考えましょうね。
カードローンでお金を借りる
上記の2つができない場合にはこの方法ぐらいしか残されていません。
ですが多くの場合、延滞金の利子よりもカードローンでお金を借りたほうが利子が低いです。
さらにカードローン会社の有名どころでは、初月無利子など、キャンペーンを利用することで利子を抑えることができます。
当サイトでもカードローン会社の比較をしているので合わせてご確認ください。
初月利子なしのプロミスで借りる
プロミスでは30日間無利息サービス(※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要)を行っています。
つまり借りた翌月までにお金を返せばマイナスは一切ないということですね。
申し込みも24時間対応で、webからも申し込むことが可能となっています。
家賃で悩んでいるなら、借金が膨らんでしまうまえに一度検討してみてはいかがでしょうか。
家賃を見直そう
家賃で悩んでいるのならお金を借りたり、夜逃げの準備をする前に家賃の再検討を行うべきです。
もちろん今の家がいい理由はたくさんあると思います。
でもその家の家賃が払えず家を追い出されてしまっては本末転倒ですよね。
家賃は月収の20~30%に収めよう
自分の給料と今の家の家賃、照らし合わせて見てください。
一般的には月給の20~30%が家賃の適性価格です。
20代男性の平均月給は25万円と言われています。
25万円の給料の適性価格は5~7万5000円となります。
どうでしょうか?適性範囲内でしたか?
あまりに高いようでしたら、より安い場所に引っ越しを考えることをオススメします。
家賃を滞納しているならすぐに行動を移しましょう
大家さんに電話する
冒頭で言わせて頂いたことは、とりあえず大家さんに相談しようということです。
大家さんに相談しなくては何も始まりません。
大家さんに相談すれば、
- 支払形態を変更してもらえる可能性がある
- 待ってもらえる可能性がある
- 信用情報に傷がつかなくてすむ
相談しなければ、
- 信用情報に傷がつく
- 訴えられてしまう
- 強制退去させられる
なども問題が発生してしまいます。
なんて怒られるか分からず、電話するのも怖いと思います。
でも大家さんもお金を払ってもらわなければ生活が成り立ちません。
なので、お互いのためにも早急に電話して相談しましょう。
家を再検討する
本当に自分の身の丈にあった家なのか、自分の給料を確認して再検討しましょう。
給料の20~30%が家賃の相場と言われています。
家賃8万円の家にゆとりを持って住むには月々40万円程稼いでいる計算になります。
家賃を踏み倒してしまうと取り返しのつかないことになってしまいます。