虫歯の治療費が払えないときはどうする？対処法8つと治療費の目安

虫歯の治療は一刻も早くしたいもの。

でも財布の中にはお金がない……。

こんな時、あなたならどうしますか？

今回は、虫歯の治療費が払えないときの対処法をご紹介。

治療費の目安もあわせて解説するため、ぜひ参考にしてみてください。

虫歯の治療費が払えないときはどうする？

虫歯はとても辛いもの。

できれば少しでも早く治療したいですよね。

しかし治療費が払えないため、どうしても虫歯を治せずに困ってしまうことも。

虫歯の治療費は払えないけど、少しでも早く治療したい……。

いったいどうすればよいのでしょうか？

虫歯の治療費が払えないときの対処法8つ

対処法は全部で8つ。

1. 歯科医と交渉する
2. 社会保障制度を活かす
3. デンタルローン
4. クレジットカードで支払う
5. お金を稼ぐ
6. 家族・友人を頼る
7. 金融機関からお金を借りる
8. どうしてもお金が用意できないなら痛みを抑える

1つずつ確認していきましょう。

①歯科医と交渉する

治療費が払えないことを、歯科医に直接交渉してみましょう。

歯科医院によっては何らかの対処、あるいは治療費の後払いに対応してくれる可能性があります。

もちろん最終的にはお金を支払う必要はありますが、少しでも治療したいのであれば相談するべきです。

交渉が上手くいくかどうかは歯科医次第であり、可能性が高いとはいえません。

やらないよりはマシ、と考えて相談してみましょう。

②社会保障制度を活かす

虫歯の治療でも、場合によっては社会保障制度を利用できるかもしれません。

わからなければ、役所へ聞きにいくのも良いでしょう。

どんな社会保障制度があるのでしょうか。

医療費控除

自分、あるいは自分の家族を含めた医療費の総額が年間10万円または年間所得金額の5％を超えた場合利用できる制度です。

歯に関する治療の場合、以下が対象となります。

• 人口歯や入れ歯の治療
• インプラント治療
• 矯正歯科治療
• 通院費
• デンタルローン

審美矯正やホワイトニングは対象とならないため注意してください。

医療費の領収書や給与の源泉徴収票などを持参して、税務署に確定申告が必要です。

虫歯を治療した際は、領収書を大事に保管しておきましょう。

高額療養費制度

1ヶ月の医療費が自己負担額の限度を超えた時に、超えた分のお金を支給してくれる制度です。

残念ながら、基本的に歯の治療で使うことはできません。

認可を受けた医療機関かつ、顎変形症の治療であれば利用できます。

無料低額診療制度

低所得者に無料または低額で診療を行う制度です。

「低所得者」「要保護者」「ホームレス」「DV被害者」「人身取引被害者」などが対象となっています。

この制度に対応している歯科医院に行く必要があるため、事前に確認しておきましょう。

③デンタルローン

デンタルローンとは、歯科治療専用のローンのことです。

普通のローンと同じく審査に通る必要があります。

デンタルローンを使えば、治療費が高額になったとしても分割で後から支払えます。

歯科医院によって取り扱っているところと扱っていないところがあるため、事前に確認しておいてください。

かなり虫歯が悪化していて、インプラントの必要がある場合などの高額治療向けのローンです。

審査や契約で最大２週間ほどかかってしまうため、急いで治療したい人にはオススメできません。

④クレジットカードで支払う

歯科医院によっては、クレジットカードが使えるところもあります。

クレジットカードで支払いができれば、すぐにでも治療が可能。

ただし、３回払い以上の分割支払いをする場合は手数料が高くつくため注意しましょう。

クレジットカードに対応している歯科医院は多くないため、運が良ければ使える手段です。

⑤お金を稼ぐ

治療費が払えないのならお金を稼ぎましょう。

稼ぐ方法はたくさんあります。

短期のアルバイトや、クラウドソーシングなども良いかもしれません。

虫歯の治療費にあてるためにも、給与が支払われるタイミングには要注意。

急いで治療したい場合、日払いや週払いなどお金がいつ支払われるのか確認しておきましょう。

物を売ってお金を稼ぐのもオススメです。

少し手間はかかるかもしれませんが、メルカリやヤフオクを活用すれば思わぬ値段で売れるかもしれませんよ。

⑥家族・友人を頼る

家族や友人など、周りの人を頼りましょう。

虫歯の痛みを我慢しても良いことはありません。

事情を話せば力になってくれることもあります。

どうしてお金が必要なのか、いつまでに返すのか誠意を見せることが重要です。

自分で借用書を用意するのも良いでしょう。

ただし、人からお金を借りる場合人間関係が壊れるリスクがあるのも頭に入れておいてくださいね。

⑦金融機関からお金を借りる

周囲を頼れない、知られたくない場合は金融機関からお金を借りるのがオススメ。

銀行カードローンや消費者金融などを活用しましょう。

利息は発生してしまいますが、誰にも知られずにお金を用意できます。

また「1ヶ月無利息キャンペーン」をやっている消費者金融もあるため、忘れずに活用したいところ。

利息なし、借りた分だけ返せば済むのは大きなメリットです。

即日融資にも対応しているところが多いため、すぐにでも虫歯の治療ができますよ。

お金を借りるなら慎重に

お金を借りる相手は慎重に選びましょう。

世の中は良い人ばかりではありません。

大手なら安心ですが、中小消費者金融なら悪徳業者が混ざっている可能性もあります。

個人間融資もかなり危険です。

見知らぬ他人であるからこそ、脅迫されてしまったり騙されてしまう可能性が高いからです。

お金を借りるときは十分に注意していきましょう。

⑧どうしてもお金が用意できないなら痛みを抑える

どうしてもお金が用意できないのであれば、お金が入るまで痛みに耐えるしかありません。

虫歯の痛みを少しでも抑えるためにできることは以下の3つ。

• とにかく歯を綺麗にする
• 頬を冷やす
• 市販の鎮痛剤を飲む

もちろん本当に痛みを抑えられるのは、歯科医院で治療をすることです。

あと数日待てばお金が入る、信用情報に傷がありお金が借りられないなどの状況でのみやるべきでしょう。

虫歯は放っておいても治ることはありません。

早めに治療するのが一番ですよ。

踏み倒すのはNG

値切るのならまだしも、虫歯の治療費を踏み倒すことはやってはいけません。

そもそも、高額な治療費を踏み倒されないように前払い形式にしているところがほとんどです。

治してもらうのですから、きちんとお金は支払いましょう。

虫歯の治療費はどうやって決まるの？

虫歯の治療費はどうやって決まるのでしょうか。

いざ治療をしても「どうしてこんなにお金がかかるんだ」と嫌な気持ちにはなりたくないですよね。

納得してお金を支払うためにも、治療費が決まる要因を知っておきましょう。

虫歯の進行度で決まる

治療費は虫歯の進行度で決まります。

重症であればあるほど、治療費もどんどん高額に。

初期であれば、虫歯の部分を削って詰め物をすれば終了です。

中度なら神経近くの治療あるいは神経を抜くこともあります。

重度になれば、抜歯に入れ歯やインプラントなど、治療費がかさんでしまうことに。

進行度によってそれぞれ詳しくみていきましょう。

虫歯の進行度：初期

治療費はだいたい1,500～3,000円程度かかります。

虫歯がエナメル質でとどまっている、あるいは表面が侵された程度が初期の状態です。

黒い着色や白い斑点がみられますが、痛みはなく自覚症状はありません。

治療方法は、虫歯の部分を削りレジンで詰め物をするだけ。

治療は1日で終わり、値段も数千円で収まります。

虫歯の進行度：中度

治療費は2,000～10,000円です。

虫歯がエナメル質よりもさらに下層、象牙質にまで進行している状態です。

中度になると、痛みを感じたり冷たいものがしみるようになります。

治療方法は、虫歯の部分を削ったあと、銀歯などの被せ物をします。

銀歯以外の詰め物だと保険適用外であり、かつ高額になってきます。

治療費を抑えるのであれば、銀歯を選びましょう。

虫歯の進行度：重度

重度になってしまうと、治療費は7,000～20,000円程度かかります。

虫歯が神経にまで進行してしまっているため、神経を取り除かなくてはなりません。

聞いているだけで痛くなってきますね。

一度の通院では済まないため、その分治療費もかかってしまいます。

神経を取り除き、まわりの清掃や銀歯などの被せ物もすれば治療完了です。

さらに痛みを感じないレベルの重度だとより治療費は高額になります。

入れ歯やブリッジ、インプラントが必要になってくるでしょう。

特にインプラントは高額であり、30万円を超えてくることもあります。

保険が適応される歯科治療

歯科治療では、基本的に保険が適用されます。

そのため自己負担額は1～3割程度です。

被せ物や詰め物は、保険がきくものと適用外のものがあるため要注意。

保険適用外の治療をする場合、全額負担の自由診療となってしまいます。

虫歯の治療費はいくら？

虫歯の治療費、被せ物詰め物はいくらぐらいなのでしょうか。

歯科医院によって多少金額は変わってくるため、あくまで参考としてご覧ください。

ではさっそく、治療費の目安表をみてみましょう。

治療費の目安

虫歯の進行度	値段
初期	1,500～3,000円
中度	2,000～10,000円
重度	7,000～20,000円

（参考：ありす歯科）

虫歯はできるだけ早めに治療したほうが良いことがわかりますね。

この治療費に加え、レントゲンや詰め物などの費用もかかってきます。

内容	値段
レントゲン	700～10,000円
ブリッジ	7,000～20,000円
入れ歯	5,000～40,000円
歯石除去	800～1,000円
ブラッシング指導	240～3,000円

どんな治療が行われるかは歯科医院に行ってみないとわかりません。

お金はできるだけ多めに用意していきましょう。

被せ物・詰め物の種類

詰め物は銀歯・e-max・金歯・セラミックスなどが挙げられます。

保険が適用されるのは銀歯のみ。

他はすべて保険適用外です。

e-maxは4万円、セラミックスで5万円ほどかかり、金歯は時価変動となっています。

一方被せ物は、銀歯・硬質レジン前装冠・メタルボンド・金歯・セラミックスなど。

保険が適用されるのは同じく銀歯と、硬質レジン前装冠です。

メタルボンドで8万円、セラミックスで12万円程度かかります。

見た目や実用性を重視する場合、高額になるのは避けられないのです。

虫歯にならないためにできること

虫歯にならないためにも、治療した後はきちんと歯のケアができるようになりましょう。

• 歯磨き
• 歯間ブラシやフロス
• 食習慣を正す
• ガムを噛む

毎日の習慣にすることで、虫歯を防ぐことができます。

歯磨きも、できるだけ質の良い歯ブラシを選びたいですね。

あとになって治療費を払うよりも、事前に対策をしておきましょう。

もしもお金に余裕ができた場合、プロの力を借りるのもオススメです。

• 定期健診
• クリーニング
• フッ素

定期的に歯科医院に通えば、何か問題が発生しても安心です。

虫歯にならないためにも、できることから着実にやっていきましょう。

お金を借りるなら？おすすめ消費者金融4選

虫歯の治療費が必要なら、お金を借りることも視野に入れておきましょう。

虫歯の治療は一刻も早くすべきです。

お金を借りると利息が発生しますが、虫歯を悪化させて高額な医療費を払うよりはマシかもしれません。

例えば金利18％で考えてみましょう。

10万円借りた場合、1年後に支払う金額は118,000円です。

つまり利息は18,000円発生するわけですね。

これは1年後に支払った場合の利息であり、もっと早く返せば利息は少なく済みます。

消費者金融によっては「1か月無利息キャンペーン」もあるため、借りた分だけ返せば済むことも。

上手く活用して、虫歯の治療費にあてたいですね。

プロミス

金利	年4.5~17.8%
借入限度額	1万~500万円
審査スピード	最短20分
無利息サービス	初回30日※メールアドレス登録とWeb明細利用の登録が必要です。

30日間利息0円のサービスが魅力的です。

虫歯の治療費が数万円程度であれば、1か月以内に返すのもそう無理な話ではないはず。

利息なしで、借りた分だけ返せばいいのは大きなメリットです。

即日融資が可能なのも嬉しいポイントですね。

SMBCモビット

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審査申し込み後に電話をすれば、審査時間を短縮することも可能。

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まとめ

治療費が払えないからといって、虫歯を放っておくのが一番の悪手です。

治療する方法を考えましょう。

おわりに

虫歯の治療費を払えない場合、お金を用意する方法はいくつかあります。

自分に合った方法を選び、早めに治してしまいましょう。

虫歯は放っておけばどんどん悪化してしまいます。

最悪口のなかだけにとどまらず、ほかの病気にかかってしまうことも。

そうなればさらにお金を支払う羽目になるかもしれません。

治療が最優先だと考え、今自分にできる最善策を選んでくださいね。