エアコンの暖房の設定温度は何度にすべき?電気代節約術10選

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お金の悩み

エアコンの暖房、設定温度は何℃がいいの?

20℃にすべきです!

工夫すれば十分暖かく過ごせますよ!

エアコンの暖房、設定温度は何℃で使うべきなのでしょうか。

結論からいうと、エアコンの暖房は20℃で使うべきです。

28℃に設定する人が多く、そこから考えれば20℃というのは低すぎると感じるかもしれません。

しかし20℃でも十分快適に過ごせますし、節電にもつながるため一石二鳥です。

寒い時期を乗り越えるために、エアコンの暖房を上手く活用していきましょう。

そのためのエアコンの暖房節約術をご紹介していきますよ。

エアコンの暖房を上手く使って、よりよい生活にしていきたいですね。

【今回の記事でわかること】

  • エアコンの暖房の設定温度は20℃にすべき
  • エアコンの暖房節約術10選

暖房の設定温度を間違えてしまうと…?

寒い日には暖房をつけたくなりますよね。

しかし暖房の設定温度をなんとなく上げ過ぎてしまえば、さまざまなデメリットが発生します。

暖房の設定温度を間違えると起きるデメリットは以下の通りです。

  • 電気代が余計にかかる
  • 体調を崩す

1つずつ確認していきましょう。

電気代が余計にかかる

エアコンの暖房は簡単に温度を変えられますよね。

だからこそ、エアコンの温度を高くしすぎてしまう危険があります。

稼働前の温度と設定温度が大きければ大きいほど、暖房の電気代は高くなっていきます。

外の気温と部屋の中の気温差が大きすぎると電気代がかかってしまうのです。

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体調を崩す

電気代をおさえたいがために、暖房の温度を低く設定しすぎてしまうのもよくありません。

寒さに耐えきれず体調が悪くなる恐れがあります。

部屋が寒すぎると体温が下がり、血管が収縮して血液の流れが悪くなります。

そうなれば血液中に含まれ白血球が体全体に行き届かず、免疫力が低下してしまうのです。

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暖房の正しい設定温度を知りましょう

エアコンの暖房の設定温度は何度にすべき?

エアコンの暖房の設定温度、気にしたことはありますか?

とりあえず28℃に設定している……という人は少なくないはず。

実は環境省が推奨している設定温度は「20℃」です。

暖房の設定温度を1℃低くすると、消費電力は約10%削減されるといわれています。

CO2の発生も削減されますから、地球温暖化防止にもなるでしょう。

普段暖房を28℃で使っているとすると、20℃にすればなんと80%消費電力削減になるわけです。

でも多くの人がこう思うことでしょう。

「暖房で20℃って暖かいの?」

20℃って暖かいの?

もちろん20℃と28℃を比べれば、28℃のほうが暖かいです。

むしろ暑くなることすらあるでしょう。

ですが暖房の設定温度が20℃でも、工夫すれば十分暖かく過ごせるのです。

電気代の節約をしつつ快適に過ごせるのなら、何も問題はないですよね。

エアコンの暖房のコツをおさえておきましょう。

暖房は冷房よりも電気代が高くなりがち

暖房は冷房よりも電気代が高くなりがちです。

なぜ冬のほうが電気代がかかってしまうのでしょうか。

その秘密は温度差にありました。

例えば、冷房と暖房の温度設定が同じ25℃だとしても、夏と冬とでは気温との差が大きく異なります。

夏の最高気温は40℃と比べれば、エアコンとの温度差は15℃です。

一方冬の最低気温はマイナスになることもあります。

0℃だとしても、エアコンとの温度差は25℃にもなるのです。

温度差を埋めようとすればするほど、エアコンの消費電力も多くなってしまいます。

暖房を使う時には、設定温度を下げて温度差を小さくすることで消費電力を削減できるわけですね。

逆に冷房は設定温度を上げれば上げるほど電力節約につながります。

なんにせよ、温度差が大きくなりやすい冬のほうが電気代は高くなりやすく、節約を意識しておくべきなのです。

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温度差が重要なんだね!

冬のほうが節約しがいがあるわけですね

エアコンの暖房節約術10選

エアコンの暖房をより活用しつつ節約をするオススメの方法を10個にまとめました。

なんとなく使うのではなく、節電とより快適に過ごせるように工夫をしてみてください。

今すぐ取り組める簡単なものもありますよ。

  1. 短時間でON・OFFするよりつけっぱなしで
  2. 運転モードは自動運転
  3. 風向きは下向き
  4. 窓ガラスに断熱対策
  5. フィルターは定期的に掃除
  6. 室外機にも注意
  7. カーテンレールを使って空間をわける
  8. 空気を循環させる
  9. 加湿器を使う
  10. 過ごし方を見直す

1つずつ詳しく見ていきましょう。

①短時間でON・OFFするよりつけっぱなしで

エアコンをこまめに切ることが節約につながると思っていませんか?

ONとOFFをたくさんするよりも、エアコンをつけっぱなしにしておいたほうが消費電力の節約につながることもあります。

30分間隔でON・OFFするよりも、つけっぱなしにしておいたほうが電気代が節約されるという実験結果もあるのです。

この実験ではあくまで24時間実施した場合であり、長時間の外出や就寝時にはエアコンを切っておいたほうが節約にはなるでしょう。

長時間使うのであれば、つけっぱなしにしておけばいいというわけですね。

参考元:ダイキン工業株式会社「冬のエアコンつけっぱなし検証!」

②運転モードは自動運転

エアコンの暖房には運転モードを選べるタイプが多いです。

「弱・中・強・自動」と、好きな強さを選べます。

節電のために運転モードを弱にする人も多いですが、自動を選ぶようにしましょう。

弱の場合、設定温度に達するまでに時間がかかってしまい、余計電気代がかかってしまう恐れがあります。

自動運転であれば、設定温度になるまでが早く、なったあとは必要最低限の電力で温度を保ってくれます。

つまりは自動運転のほうが効率が良いのです。

エアコンの暖房を使う時は、自動運転にしておきましょう。

③風向きは下向き

エアコンの暖房、風向きを意識すれば節電もできてより快適に暖かく過ごせます。

色々な向きに変えられますが、風向きは下向きにしておきましょう。

暖かい空気は上に、冷たい空気は下に行く性質があります。

暖房として使うのであれば、暖かい空気を下向きに出すべきなのです。

上向きにしてしまうと、暖かい空気は上にしか行かず天井だけが暖かくなってしまいます。

自分がいるところを暖かくするためにも、暖房の風向きは下向きにしましょう。

④窓ガラスに断熱対策

窓やドアから熱は外に逃げてしまいます。

せっかく暖房で暖めた部屋がすぐに寒くなってしまっては意味がないですよね。

窓ガラスに断熱対策をすることで、暖かい空気を逃がさないようにしましょう。

断熱対策は以下の通りです。

  • カーテンを閉める
  • カーテンの種類にこだわる
  • 断熱ボードを立てかける
  • 窓事態に断熱フィルムを張る
  • 窓ガラスを断熱性の物に取り換える

何もしないでいるより、よっぽど暖かくなりますよ。

暖房を消して寝ているときにも効果はてきめんです。

熱を逃さないため、長時間暖かさが残ります。

窓だけでなく、ドアも暖かさが逃げてしまう出入り口です。

できるだけ対策はしておきたいですね。

⑤フィルターは定期的に掃除

エアコンのフィルターは定期的に掃除をしましょう。

フィルターが汚れていると、消費電力は増えてしまいます。

2週間に1回は掃除ができるといいですね。

環境庁の調査では、フィルター掃除によって冷房時には4%、暖房時には6%も消費電力が削減されるという調査結果が出ています。

全く掃除していないという人はいますぐフィルターを掃除してあげましょう。

参考元:環境庁「COOL CHOICE」

⑥室外機にも注意

エアコン本体だけでなく、室外機の存在も忘れてはいけません。

室外機の周囲が物で溢れていたり、汚れがひどければ無駄な電力消費につながってしまいます。

最低でも年に1回は掃除しておきたいところです。

気をつけておきたいのが、室外機のファンが物でふさがれていないかどうか。

冬の場合、雪がふさいでしまうこともあるため要注意です。

⑦カーテンレールを使って空間をわける

エアコンの暖房を使っている部屋は、どれくらい広いでしょうか。

暖める必要がない空間まで温めていないでしょうか。

部屋が広いとそれだけ暖かくなるのに時間と電気代がかかってしまいます。

必要最低限の空間を暖かくすることが節電につながるのです。

そのためにも、カーテンレールを取り入れて空間を分けるようにしましょう。

カーテンで分ければ邪魔になりにくいですし、分けずに1つの空間としてもすぐに使えます。

冷気が入ってくるようなところはふさいでしまうのも効果的でしょう。

⑧空気を循環させる

エアコンの風向きを下向きにするだけでなく、扇風機やサーキュレーターで空気を循環させることで、部屋はより暖かくなります。

設定温度が低くても体感的に暖かくなるため、消費電力の節約にも効果的です。

とはいえ強風にしすぎてしまえば、余計に電力消費につながる恐れもあるため注意してください。

扇風機やサーキュレーターの置き場所もよく考えておくようにしましょう。

⑨加湿器を使う

加湿器を使うことも節電対策に効果的です。

湿度が10%上がると体感温度は1℃上がるといわれています。

特にエアコンの暖房は部屋を乾燥させ、湿度を下げがちです。

加湿器で湿度を高めていきましょう。

湿度は40~60%に保つのが理想的です。

エアコンの種類によっては、温度だけでなく湿度の調整ができるタイプもあります。

検討してみる価値は十分にあるでしょう。

⑩過ごし方を見直す

そもそものライフスタイルを見直してみてください。

薄着でいないか、布団はペラペラじゃないか、そういったところを意識するだけでもかなり違います。

暖房以外でより暖かくできないか、よく考えてみてください。

食事も温まりやすいものを意識するようにしましょう。

寒い日を快適に過ごすことは、エアコンの暖房以外でも可能です。

エアコンの暖房に頼りすぎないようにしてくださいね。

節約もできて暖かくなるなんて一石二鳥だね

より良い生活を目指しましょう

まとめ

【エアコンの暖房の設定温度は20℃にすべき】

  • 環境省が推奨している設定温度は「20℃」
  • 暖房の設定温度を1℃低くすると、消費電力は約10%削減
  • CO2の発生も削減
  • 20℃でも快適に過ごせる
  • 温度差が大きくなる冬のほうが電気代は高くなりやすい

【エアコンの暖房節約術10選】

  1. 短時間でON・OFFするよりつけっぱなしで
  2. 運転モードは自動運転
  3. 風向きは下向き
  4. 窓ガラスに断熱対策
  5. フィルターは定期的に掃除
  6. 室外機にも注意
  7. カーテンレールを使って空間をわける
  8. 空気を循環させる
  9. 加湿器を使う
  10. 過ごし方を見直す

おわりに

エアコンの暖房は冷房よりも電気代がかかりがちです。

少しでも電気代の負担を減らすためにも、節約術を駆使してお得にエアコンを使いましょう。

節約術を使えば、より快適に過ごすことも可能です。

なんとなくエアコンの設定温度を上げるのではなく、20℃で暖かく過ごせるよう意識して過ごしてみてくださいね。

さっそくエアコンの暖房の設定温度を20℃にしようっと!

暖房節約術を忘れずやってくださいね!

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